【6年生】茶道体験 2月15日(写真は、本日撮影) ******* 桃陽小学校の伝統。6年生が卒業する間近のこの時期に毎年、取り組んでいる茶道体験です。 武者小路千家官休庵流の佐伯江南斎先生とご子息で本校の前PTA会長でもいらっしゃる佐伯久徳先生に茶道体験の講師をしていただきました。 天王寺区桃陽にあって初めて可能となる【ハイレベルな体験=本物体験】です。 感謝、謙譲、気配り・・など日本の文化の本質とも言える精神を茶道のお話を通して優しく語りかけていただきました。 武士の教養としての茶道。その中にある精神性。それが日本の心となっていきます。 お茶には、日本の水が大きな役目をはたしています。日本はお米を炊いていただきます。チャーハンのように炒めたり味付けをあまりしません。日本の水が軟水だからです。 外の世界から自分に戻ってきて、ほっと一服したときに本性があらわれる。 姿勢にあらわれる。 あいさつは、心配り。元気のないあいさつは、相手を心配させる。相手を気遣う心。 茶道でも、どの道でも「感じる心」が大切。そのためには自分自身の力をつけること。 茶室の天井を見てください。お客様が座る天井は高く、主人の座る天井は低い。 お茶を出してやっているのではなく、お茶を差し上げているという心を表している。 日本の謙譲の心です。 この暗い茶室で、人は自分と静かに向き合える。そして相手とも通い合うことができる。見えないから見えてくる本質。 千利休の確立した茶道は、いたるところに「心」が表現されている。 全ての所作、お点前に必然性がある。 中道、良い加減、程々・・・八割で生きる。 茶釜は鉄でできている。お湯の沸いている音、茶釜の音が聞こえますか? 茶釜の音が聞こえる静けさが大切。そして集中力。 畳には縁(ふち)があります。縁(ふち)は縁(えん)です。畳の縁(ふち)は重なり、縁(縁)になります。勝負事する場所の畳に縁(ふち)はありません。 縁側のある家は少なりましたが、昔は縁側がどの家にもあり、お嫁さんは縁側から入り、亡くなると縁側から出ていきました。縁側とはそういうものです。 全ての所作には意味があります。 所作のひとつひとつで相手と心を通い合わせます。言葉がない世界です。 お点前頂戴いたします。お先にいただきます。ありがとうございます。 礼には礼で。 ・・・・・・・・まだまだたくさんの素晴らしいお話を伺いました。 * * * * * * * * * お香の漂う玄関から、美しい畳としずかな佇まいの中庭が見える部屋へと導かれると、 大阪の天王寺区という街中の喧騒は、どこか遠くへ往ってしまいました。 お話に耳を傾けるうちに、いつもならはじけるような気を放っている子どもたちも、何やら少しずつ「粋」の世界、お茶の世界に引き込まれているように見えました。 何人かの子どもたちは、茶道とのご縁を感じたに違いありません。 日本文化との邂逅=「茶道体験」は桃陽小学校の宝物です。 【給食】2月15日
献立
産地 お膳 第4期 任期付校長採用予定者 採用前研修 2月15日〜19日
来週一週間、桃陽小で任期付校長採用予定者の研修を実施します。
氏名:西 良文 (61) 主な経歴:一般財団法人 大阪スポーツみどり財団 事業開発部長兼大阪市体育協会事務局長 ・ ・ ・ 授業の参観、給食や児童集会、茶道体験など学校活動への参加、地域活動の見学など、子どもたちと接する機会があります。 宜しくご理解とご協力の程お願い申し上げます。 ・ ・ ・ 大阪市立小学校・中学校・高等学校 校長公募の最終合格決定について ↓ http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0... 大阪市立小学校・中学校・高等学校任期付校長公募合格者の非常勤嘱託職員発令式を行います ↓ http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0... 土曜授業 2月13日
本日は、ご参観いただきありがとうございました。
今後とも、子どもたちの成長を学校といっしょに見守ってくださいますようお願いいたします。 (文責 学校長) 【委員会活動】2月12日
委員会活動のなかから、
運動委員会 新聞委員会 健康委員会 の、様子です。 運動委員会=体育館の倉庫の整理整頓とボールの空気入れ 新聞委員会=作ったばかりの新聞を階段の踊り場に掲示 健康委員会=全校集会で発表するプレゼンの練習です。 |