平和記念公園から宮島口までの道路が空いていたので、予定よりも早くフェリーに乗る事ができました。

「みんな、船に乗るのが初めてか？」と疑いたくなるようなハイテンションぶりで、行き違う船に手を降っています。

約10分の短い船旅でしたが、とっても満足したようでした。

平和記念公園での最後の活動です。
グループで地図を見ながら、原爆供養塔などの慰霊碑や、被爆アオギリなどを巡りました。

そして、その途中で外国人の方にインタビューをして、ピースメッセージももらいました。

たくさんの外国人の方がいましたが、春の遠足での経験を生かして、スムーズに活動する事ができていました。

これから、宿舎のある宮島に向かいます。

とっても混雑していましたが、グループ毎で上手に見学しました。

先ほどの語り部さんのお話同様、すべて事実であることに衝撃を覚えます。

見学が終わった人に感想を聞いたら、「怖かった。」と素直な感想が返ってきました。

それが戦争です。

午後のプログラムの最初は、被爆体験談を語り部さんから聞く学習活動です。

語り部さんは、17歳の時に爆心地から３kmの地点で被爆したそうです。
当時の暮らしの様子の話から始まって、８月６日に体験した事をお聞きしました。

特に被爆直後の話は、想像しながら聞いていると、あまりの悲惨さに耳を塞ぎたくなるような場面もありましたが、あらためて戦争の酷さと平和の有り難さを考えさせられるお話でした。

原爆ドームを背景に記念写真を撮影した後は、お待ちかねの昼食です。

平和記念資料館の真下という大胆な場所で弁当を広げたものですから、外国人の方々がとても珍しそうに覗き込んできました。

公園に到着したあたりからお腹が空いていた人も多かったようで、ペロリと平らげる人が続出しました。