平成26・27年度 教育研究会支部研究集録の掲載について
平成26年度と27年度の支部教員研究発表会で発表いただいた内容の概要を研究集録にまとめました。「本部」の「配布文書」に支部ごとにフォルダにまとめています。ZIPファイルになっていますので、いったん保存していただいてからご覧ください。お手数をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
【道徳部】平成27年度研究企画・各学年の実践すでに2月26日(金)の「第13回道徳教育研究発表会」にご参加いただいた方には配布させていただいております。 また、3月末には大阪市内の全小学校に配布させていただきますので、またご活用ください。 なお、右側の「配布文書」の欄にそれぞれのデータがダウンロードできるようにしております。 第13回道徳教育研究発表会これは第31回総合研究発表会 中間発表会(大阪市教育委員会「がんばる先生支援」研究発表)として、道徳部が全国に向けて2年に1回開催している会です。 研究主題を「『よりよい生き方』をみつめる道徳学習の創造〜ねらいにせまる発問構成の工夫〜」と設定し、以下のような内容で進めていきました。 ○公開授業・討議会 道徳部研究委員の先生が、会場の舞台上で、道徳の「問題解決的学習」の提案授業を行い、その後、討議会を行いました。会場から「問題」の捉えや、道徳学習の中でどのようなことを大切にしていくのか、積極的な意見交換がなされました。 ○研究発表会・研究協議会 大阪市・大阪府・沖縄県からそれぞれ研究実践を発表していただき、その後討議会を行いました。「指導方法としての7つの工夫」「PDCAサイクルによる授業改善」「学習としてより深める道徳の時間」など、道徳の授業をする上での視点や工夫といったことを中心にお話しいただき、それぞれに深まった質疑応答が行われました。 その後、道徳部部長より、公開授業者・研究発表者に感謝状が贈呈されました。 ○講演会 文部科学省初等中等教育局教育課程科教科調査官 赤堀博行先生より、「特別の教科 道徳の実施に向けて」という演題でお話をいただきました。道徳の教科化について大切なポイントを押さえたお話を聞かせていただきました。 以下、アンケート内容を一部紹介します。 ・「問題」が討議会で話題になりました。まさに提案授業だったと思います。いろんな県の方のいろんなお考えが聞けて、大変勉強になりました。子どもたちも、この雰囲気の中で堂々と発表していて、よく育っていると感じました。(静岡県の先生) ・問題解決の道徳の授業を見て、授業の流れであったり、子どもたちの本音の出させ方が勉強になりました。正しい行動は分かっているけれどできない、というところを話し合いにしてもという後での提案もあり、その授業も見てみたいと思いました。今回の授業を見て、子どもたちの発表する力、話し合う力がすごく高いと思いました。今までのクラス作りがあるからこそここまでできるのだなと思いました。(和歌山県の先生) ・いつもの道徳の授業とは違った発問にびっくりしましたが、子どもの様子に応じて今回のようなものも試してみたいと思います。資料を一読すると、子どもはほとんど何がよくて何が悪いかはよくわかっています。しかし、実践できないのが現実なので、今回のような授業の進め方も1時間で深める授業までできそうです。(大阪市の先生) ・様々な実践を聞かせていただき、大変勉強になりました。特に、道徳的価値が何なのか、どこにあるのかを授業者がじっくりと吟味し、生徒の考えが深まるための準備をしなければ、ということが分かりました。どの実践でも同じことは、毎回の授業を1つ1つ大切にし、積み重ねていくことが大切ということです。道徳の時間が「学習」になるようにするための考え方や方法を教えていただいたので、私も実践していきます。(静岡県の先生) ・赤堀先生のご講演は最新の内容で大変ありがたかったです。(北海道の先生) 北は北海道から南は沖縄まで、全国から200名近くの方々にお越しいただきました。どうもありがとうございました。 |