今日は、終業式。終業式では、校長先生から1学期がんばったことをほめていただいた後、「成せばなる。成さねばならぬ何事も。」という言葉が、子どもたちに贈られました。めあてを持って夏休みの一日一日を過ごすようお話がありました。その後、夏休みのくらしのお話もありましたが、子どもたちは暑い講堂の中にもかかわらず、最後までしっかり話が聞けていました。子どもたちが1学期を通して成長したことを実感できました。その後、各学級で友だちや担任の先生と一緒に学習しました。通知票を初めてもらった1年生。一人一人ていねいに声をかけてもらいながら、通知票を受け取っていました。どの顔も誇らしげでうれしそうでした。また、夏の宿題も配られ、計画を立てて学習を進めていくよう指導がありました。明日から始まる夏休みを前に、喜びに満ち溢れた子どもたちの顔。9月にまた元気な顔で会えるよう、家庭や地域で安全に過ごせるよう、保護者の方や地域の方、そして学校が協力して見守っていきたいと考えています。

　梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。とうとう明日は、終業式。子どもたちが楽しみにしている夏休みももうそこまでやってきました。そんな中、学校では「クーラーの設置工事」が始まりました。まずは、足場が組み立てられました。機器の設置や交換、室外機の屋上への運び入れなど、結構大きな工事になり、時間もかかるようです。21日(木）から夏休み中のプール開放が始まりますが、工事の関係で、22日(金）のプール開放はありません。子どもたちの安全には十分気をつけていきたいと思っています。約１か月間、夏休み中のいろいろな活動にご不便をかけますが、どうぞご協力とご理解をお願いします。

　ICT機器の活用を図っている本校ですが、やはり場合によっては、昔ながらの大きな教具を用意して、授業をすることも大切だと考えています。写真に写っているのは、提示用の大きなそろばん。みなさんも懐かしいのではないですか。子どもたち一人一人にも実物のそろばんを配り、実際に先生と一緒にやってみる。そういう体験活動も大切です。そろばん教室に通っている子もいない子も、お互い教えあって授業は進みます。こういう教え合う関係ってすごく大切です。子どもの実態に合わせて、そして子どもが興味・関心を持てるよう工夫するのも担任の大切な役割です。

　６月、水泳学習が始まったころは、冷たいシャワーを浴びて悲鳴を上げていた１年生も、とうとう１学期最後のプールの時間になりました。見てください。ビート版を持って、けのびもできるようになりました。けのびはすべての泳法の基本です。しっかり基本を身につけて、泳力をのばしていきましょう。２学期には、もっとたくましい泳ぎができるといいですね。夏休みのプール開放も楽しみですね。みなさん、来てくださいね！

　セミが鳴くと、「夏が来た！」と感じる方は多いと思います。学校でも、校庭や学習園の樹木から、セミの声が元気よく聞こえてきます。セミは、成虫の期間よりも幼虫の時間が長いので、それだけに必死に鳴くのでしょうか。セミのことを語るとき、人は少しセンチメンタルになります。セミが鳴くと、「暑い！」と感じることも多いですが、セミは時間帯で鳴く種類が違い、朝晩の涼しい時間を選んで鳴くセミが多いそうです。
　ところで、写真のセミは、子どもたちの作品です。教室では、セミより元気な声が聞こえてきそうですね。