学年だより（10月号）でお知らせしましたが、話し合い活動や伝え合い活動の充実を目指し、今日からコの字型に座って学習を進めています。学習課題にせまるためには、自分の考えを持つだけではなく、自分はこう思うけどあなたはどう思う？という、伝え合いや話し合いがとても大切になってきます。これまでの学習においても、話し合い活動や伝え合い活動は行ってきましたが、今回の席替えをきっかけに、さらにこれらの活動を充実させ、子供たちの学力を伸ばしていきたいと思います。

　先週の金曜日、なかよし班で全校遠足に行き、異学年で活動を共にしました。今日からは、２時間目と３時間目の休み時間を利用して『なかよし班遊び』をしています。
　北運動場ではゴム跳びやだるまさんが転んだ、運動場では大なわや鬼ごっこ、体育館ではゴム跳びなど、班の中で相談して決めた遊びをして交流を深めました。
　なかよし班で活動することが多いので、ずいぶん学年間の垣根が取れ、みんなで仲良く活動することができています。あちらこちらで笑顔がいっぱいはじけていました。

　今日は楽しみにしていた天王寺動物園への全校遠足の日。天気は快晴で、絶好の遠足日和となりました。
　動物園に着くまでの道中、うきうきわくわくする気持ちを抑え、列を整えて歩きました。また、駅や電車の中でも他のお客さんの迷惑にならないようにと気をつけながら過ごしました。
　動物園に着くと、なかよし班になってオリエンテーリングをしました。リーダーの言うことをよく聞いて、みんなで協力してポイントを探しました。これまでも、動物園に行った人は多いと思いますが、友達や他学年の人と行くと、また違った楽しさがあり、みんなにこにこと笑顔の絶えない遠足となりました。
　追伸　２年生とは言え、疲れた１年生の荷物を持ってあげている人がい
　　　　ました。上級生として素晴らしいなと感心しました。

　楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまうものです。オリエンテーリング、昼食、なかよし班遊びの後、ハルカスをバックに閉会式を行いました。その中で、校長先生が６年生の活躍を紹介されました。異学年集団をまとめるというのはとても大変なことです。しかし、そのことを通して、ふれあいを深め、低学年や周りの子供たちへの思いやり、リーダーシップを養うことができます。また、１〜５年生の子供たちにとっては、他学年の子と協力し合う力、自分たちで考えて行動する力、互いを思いやる力などを育むことができます。こういう日々の積み重ねが、子供たちを成長させ、先輩から後輩へと引き継がれていって矢田東の伝統となっていくんですね。
　今日一日、全校にとってとても有意義な一日となりました。

　午前８時、学校の周辺にはいつも以上にたくさんの子供たちの登校する姿がありました。それだけ今日を待ちわびていたのでしょう。
　今日は、秋晴れの下、全校遠足が行われました。午前８時45分ごろ、予定よりも少し早く学校を出発し、矢田駅に向かいました。道中、６年生は１年生とペアを組み、安全に気を付けながら仲良く歩きました。
　動物園の前でなかよし班に並び替えて開会式が行われました。その後、動物園に入り、なかよし班活動が始まりました。「ポイント探しに行くで！」「あっ、先生見つけた！」とポイントの先生を見つけるとすかさず駆け寄る子供たち。チェックをしてもらうと、「さっ、次行こっ！」と班で協力して楽しくオリエンテーリングをしていました。その中で、「歩くの、速いで！」「みんな、〇〇見えた？」「こっちの方が見えるで〜。」と、低学年を気遣う高学年の声が。また、疲れた子の荷物を持ったり、おんぶしたり、迷子にならないようにしっかりと手をつないであげたりしている高学年の姿も見られました。