【能・狂言 公演】11月28日 その5
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【能・狂言 公演】11月28日 その4
能「船弁慶」も鑑賞しました。
源義経に襲い掛かる亡霊。戦う義経。亡霊にはかないません。そこで弁慶の登場。亡霊に呪文をかけて退治します。亡霊たちは海のなかに沈み消えていきます。 ・・・ 能鑑賞の後に、体験プログラムがありました。 「笛」「鼓・太鼓」「狂言師のしぐさ」などをみんなで一緒に体験しました。 静かな動きや大人でも難解なセリフまわしなどで、少々緊張していた子どもたちですが、 元気に楽しく活動していました。 *** 学校の隣にある「観世九皐会」 これをご縁に、今後ともよろしくお願いいたします。 【能・狂言 公演】11月28日 その3
「柿山伏」
山伏が修行を終えて故郷に帰る道すがら、山伏はのどが乾いてしまい、柿で渇きをいやそうとしました。 木の下から柿を落して食べようとしますが、うまくいきません。 そこで木に登って柿を食べ始めました。おいしい柿をいくつか食べているうちに、渋柿にあたってしまいました。「おいしくない」と吐き出した柿を投げ捨てると、見廻りに来ていた柿の持ち主に渋柿が当たってしまい、柿を食っていたことに気づかれてしまいます。 柿の持ち主は、柿の木に登って盗み食いしている者が山伏と気づき、いつも威張っている山伏をからかってやろうと思います。柿の木に登っているのは犬だ、猿だ、烏だ、鳶だと言って、人じゃないなら鳴いてみよ、と悪ふざけをします。しまいに鳶は飛ぶものだ、と言い、山伏は飛んでしまい大怪我をします。 山伏は、悪いことをしていたことを棚に上げ、怪我の原因はおまえだ、と柿の木の持ち主に怒りますが、持ち主は一切取り合わず立ち去ろうとします。山伏は持ち主に呪文をかけ、足止めしようとしますが、うまくいかず持ち主は逃げ、山伏は追っかけて行き・・・。[1] 写真:舞台向かって右。黒い木の箱は「柿の木」を表現しています。 この木の箱の上で、演者は猿や鳶のものまねをする「山伏」を演じます。 【能・狂言 公演】11月28日 その2
公演前、立ち位置など真剣な打ち合わせ。
公演前には、今日の演目の狂言「柿山伏」 能「船弁慶」の解説がありました。 【能・狂言 公演】11月28日 その1
文化芸術による子ども育成事業(文化庁)として
能学・狂言の公演と体験プログラムを実施しました。 公演は、観世九皐会のみなさん。 25名の演者・関係者の方々が来てくださり、7時40分から準備。 9時40分から12時まで公演・体験プログラムがありました。 【文化芸術による子どもの育成事業とは?】 小学校・中学校等において一流の文化芸術団体による実演芸術の巡回公演を行い、又は小学校・中学校等に個人又は少人数の芸術家を派遣し、子供たちに対し質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保するとともに、芸術家による表現手法を用いた計画的・継続的なワークショップ等を実施する事業です。 子供たちの豊かな創造力・想像力や,思考力,コミュニケーション能力などを養うとともに,将来の芸術家や観客層を育成し,優れた文化芸術の創造に資することを目的としています。 文化庁HPより ↓ http://www.kodomogeijutsu.go.jp/ |
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