「先生、教室に入る時に、６の段の九九言った？」「先生、この前、教室から出ていく時に、７の段の九九言った？」「うわっ、ごめん。忘れてた。六一が六、六二十二…。七一が七、七二十四…。」
　教室を出入りする時、必ず九九を言うことになっていたり、教室に全ての段の九九表を貼って、いつでも子ども達が身近に触れることができるようにしたりと、２学期の算数でがんばった九九が確実に身につくように、それぞれのクラスが工夫しています。
　算数で学習した九九は、今後の算数の学習や日常生活の中で、とても使う頻度の高い大切なものです。もうすぐ冬休みに入ります。ご家庭でも、子ども達が九九から遠ざかることのないように、身近なところに九九を感じることができるように、毎日九九を聞いてあげるとか、九九表を目立つところに貼るなど、工夫をしていただければと思います。

　作品展以降、『窓』をテーマに、カッターナイフを使って作品づくりをしてきました。今までは、窓を作っていましたが、今日は窓を開けた「中」の部分を作成しました。窓を開けると、かわいい少女や動物が顔を出したり、クリスマスに関係するものが出てきたりと、子ども達の豊かな発想が輝く絵が出てきました。完成したものを壁に飾ると、きっと素晴らしいアートとして、部屋に彩りを与えてくれることでしょう。

　先週行われた学期末個人懇談会。寒さ厳しい中でしたが、ご来校いただきありがとうございました。その寒さとは違い、懇談会では、子ども達のさらなる健全な成長を願うお家の方と担任との熱心な話し合い・情報交換が行われ、実りある懇談会、お家の方と担任・学校とのつながりを太くする懇談会を実施することができました。この懇談会での成果を３学期以降の指導にいかし、子ども達が持つ課題を克服するとともに、良さをさらに伸ばしていく取り組みをしていきます。

　今月初めに行われた『矢田東漢字・計算検定』で100点満点を取った人の名前がテレビに映し出されると、大きな歓声が起こりました。また、担任から『合格証』『がんばり賞』を手渡されると、にこにこした笑顔が教室に広がりました。
　漢字検定では７割を超える子ども達が、計算検定では６割弱の子ども達が、それぞれ『合格証』を手にしました。もう少しで合格するからがんばってねという『がんばり賞』の子ども達を加えると、ほぼ全員の子ども達が賞状を受け取ることができました。
　『検定』は子ども達の実態を知り、学習意欲を高める一つの手立てです。また、子ども達同士が互いにがんばりを認め合い、学力を高め合うきっかけにもなります。３学期には学年最後の検定を行う予定です。『合格証』を手にし、笑顔あふれる子ども達が今学期よりも増えるよう、今後も指導を続けていきます。

今日、12月初旬に行われた『矢田東漢字・計算検定』の結果が発表されました。100点満点の子ども達は、給食時にテレビに名前が映し出され、校長先生が一人一人名前を読み上げました。校長先生の読み上げが間に合わないぐらい多くの子ども達を紹介することができ、子ども達のがんばりに校長先生もうれしい悲鳴を上げていました。クラス内では、「あの子が100点満点とってる！」と友達のがんばりを認める姿や、映し出された自分の名前を見て大喜びする姿が見られました。また、担任から、子ども達のがんばりをたたえ、『合格証』ともう少しで合格の子どもに『がんばり賞』が送られました。
　この取り組みを通して、検定実施の目的である『基礎基本の定着と学習に取り組む態度の育成』につなげていきたいと思います。