防犯避難訓練昔のくらし子どもを守る!
あれから16年。2001年6月8日、大阪教育大学付属池田小学校で起きたあの事件を私たち教職員は今も忘れていません。この事件をきっかけに、学校をはじめとした教育施設の玄関や正門に鍵がかけられ、登下校時に保護者や地域の方のボランティアによる見守りが行われるようになりました。また、教職員の防犯意識を高め、危機に備えるための研修も実施されるようになりました。
本校でも、この教訓を忘れず子どもたちを守るために、毎年防犯研修を行っています。阿倍野警察の方に来ていただき、実際に不審者が侵入したことを想定した研修です。本校の職員が不審者役を担い、その不審者の動きに合わせて他の職員が対応していきます。それをビデオに撮影し、その時の教職員の対応がマニュアル通りに行われているか、不備はないか、見落としはないかを映像を振り返りながら警察の方と確認していきます。「さすまた」の使い方や、道具がない場合はどうするかなどについても、実習しました。 研修では、「警察が到着するまで、とにかく子どもの命を守る。」「もし負傷者が出た場合は、状況を把握し1分でも早く手当を施す。」ことの大切さを学びました。この研修で学んだことをもとに、今週の金曜日、子どもたちとともに防犯研修を行います。めあては、安全にかつ迅速に避難すること(子ども)と、児童の安全を確保し、教職員の危機に対する体制を確認すること(教職員)としています。また、ご報告いたします。 |
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