２年生は、国語科「ニャーゴ」の単元で研究授業を行いました。物語文から“食う・食われる”の関係にある“ねこと子ねずみ”の関係が変わっていく様子を、登場人物の気持ちや行動から読み取っていきました。子ねずみたちの怖さを知らない純粋さや優しさに触れ、ねこの心が変わっていく場面において、ねこと子ねずみの思いや気持ちを考えたり、対比したりしました。また、大きくため息をついたときのねこの気持ちになりきって、そのときのねこの気持ちを自分の言葉で表現することができました。

　保健室の掲示版にはり出された１１月の目標は、「かぜにまけない体を作ろう」です。かぜに負けない丈夫な体を作るためには、栄養バランスの取れた食事を摂ったり、十分な睡眠や適度な運動をしたりすることが大切です。保健室では、それ以外に、うがいと合わせて、季節に合った服装についても子どもたちに啓発をしています。

　本日の土曜授業は、劇鑑賞を行いました。劇団「夢団」によるスーパードリームミュージカル『オズの魔法使い』は、どの学年の児童が観てもわかりやすく楽しめるように構成されていましたが、すばらしい歌声や幻想的な照明の演出もあり、参観いただいた保護者の方々も共に楽しめる内容でした。また、劇鑑賞の観覧時間に合わせて、ＰＴＡの方々による標準服のリサイクルが行われました。
　授業後には、学年懇談会が行われました。こちらもＰＴＡの方々の司会により、それぞれの学年で、学年の実態に応じたテーマをもとに話し合いが行われました。

　４年生は、国語科「ごんぎつね」の単元で研究授業を行いました。物語文から、“兵十”との心の交流を求めて変容していく“ごん”の気持ちを読み取ると同時に、すれ違ったままの関係の中で、なぜ、“ごん”がその気持ちをずっと持ち続けたのかを考えるというものです。子どもたちは、文中から“ごん”の気持ちや様子が表れている表現を読み取り、登場人物の気持ちになりきって、つぐないを“続けよう・やめよう”という気持ちや“その他の気持ち”をそれぞれ考えることができました。

　地域の「喜連喜友クラブ」の方々をゲストティーチャーに迎えて、昔から伝わる遊びを教えていただきました。“けん玉・コマまわし・おはじき・あやとり”など、コーナーに分かれてそれぞれ教えていただきました。はじめは難しかった遊びも、ていねいに教えていただいたので、子どもたちはすぐに“コツ”をつかみ、『できた！』と楽しそうな声がたくさん聞こえてきました。また、子どもたちからも、教えていただいた感謝の気持ちとして歌のプレゼントをしました。「喜連喜友クラブ」の方々も大変喜んでいただき、短い時間ではありましたが楽しい触れ合いの時間となりました。