今週の校長講話 「人権って何だろう」
今月の4日から10日まで、人権週間です。
これは、10日の世界人権デーに合わせて取り組まれています。 人権を大切にしようという考えを、広めたり深めたりするのは、日本だけでなく、世界中で取り組まれている活動です。 そもそも人権って何でしょうか。 少し言葉を補うと、「人の権利」ですよね。 でもそれではちょっと意味がわかりませんよね。 もう少し言葉を足すと、「人が人として生きる権利」と言えば良いのでしょうか。 みなさんは、一人一人が、かけがえのない存在です。 あなたの代わりはいません。 そのみなさんが傷つけられたり、踏みにじられたりする事のないように大切に守られるものが人権なのです。 そう考えると、私たちの命と同じように大事にしなければいけないものだと思いませんか。 実は、みなさんは、これまでの学習で、人権についていろいろ学んでいるのです。 6年生の皆さんは、平和学習を通して、戦争は最大の人権侵害だという事を学びましたよね。 その他の学年でも、障がいをもつ人や、外国の人についての学習を通して、人権について学んでいるのですよ。 でも、実際の社会では、その人権が大切にされていない事が多くあります。 未だに世界のあちらこちらでは戦争が起こっていますし、障がいをもつ人や、外国人に対しての差別はなくなりません。 みなさんの学校生活の中でも人権が大切にされていない事がありますよね。 みなさんの周りに、人のいやがる事をしたり言ったりする人はいませんか。 気に入らないからといってすぐ暴力を振るう人はいませんか。 みなさんは、友だちを大切にする事の大事さを十分知っているはずです。 でも、知っているだけでは何役にも立たないのです。 友だちを大切にすることは、自分を大切にする事につながります。 実際に行動に移して、それを実感してほしいなと思います。 番外編 「高殿小学校ビフォーアフター」
高殿小学校PTAの主催、学校体育施設開放委員会の共催で、学校体育施設のビフォーアフターをしました。
普段使っている防球ネットの枠を塗装して張り替えたり、一輪車を分解して使える部品を再利用したりして、きれいに使いやすいようにしました。 大人だけでなく子どもたち一生懸命手伝って、いくつもの用具がきれいに生まれ変わりました。 協力していただいた皆様、ありがとうございました。 番外編 「Jr.防災リーダー学習会」午前中は、「和歌山市立のこども科学館」に行きました。 地震の揺れを体験できる装置など、科学を身近に感じる仕掛けがたくさんありました。 午後からは、「稲むらの火の舘 津波防災教育センター」に行きました。 稲むらの火とは、江戸時代、安政の大地震で起きた大津波から、稲むら(わらを干して束ねたもの)に火をつけて道しるべにすることで村人を救ったというお話です。 和歌山県は、南海トラフ地震などで、巨大な津波が発生する確率が高いことから、津波専門の防災教育センターがあるのです。 館内では、映像や展示だけでなく、クイズ形式での防災教育が行われており、楽しく勉強する事ができました。 今日学んだ事を、ぜひみんなに広げていってほしいと思いました。 学びー公開授業 「2年生 国語科」
2年生で国語の授業の公開がありました。
漢字の「送りがな」の学習です。 2年生にもなると、新しい漢字だけでなく、今まで習った漢字の読みが変わって出てくる場合が増えてきます。 例えば「入」という漢字も、「入れる」と「入る」では読みも意味も違います。 その違いを理解しながら読み書きできるようにしていく学習です。 今日は前の時間に習った漢字を使って短い文を作る学習をしました。 みんな漢字の意味をよく考えて使う事ができたので、とても上手に作る事ができました。 これからも、普段から漢字を使う事で、どんどん自分のものにしていってほしいと思います。 今年もあとひと月
12月になりました。
掲示委員会が作ってくれた玄関掲示もクリスマス仕様にかわって、朝から登校してきた児童が見入っていました。 早いもので今年もあとひと月になりました。 2学期はあと3週間でおしまいです。 充実したしめくくりができるように、毎日を大切に過ごしてほしいと思います。 |