今日は卒業式。
一年間のうち、学校が一番緊張感に包まれる日です。
昨日までの雨がすっかり上がって、晴れの門出にふさわしい青空が見える朝となりました。

笑顔で登校する卒業生は、教室前で在校生から胸花をつけてもらって準備完了。
凛々しい態度で入場すると、厳かに式がはじまりました。

卒業証書の授与では、一人ずつ大きな声で将来の夢を語りました。
そして、学校長からは自分らしく生きることを、ご来賓のＰＴＡ会長様からは周囲への感謝の気持ちをもつことを、卒業生に餞の言葉として送られました。

最後の門出の言葉では、感極まって涙を流す人がたくさんいましたが、これも６年間の思い出がいっぱい詰まっているからこその涙でしょう。

式後、教室に帰る前には卒業生から６年生の先生方へ、サプライズの呼びかけと歌があるなど、最後まで感動の卒業式となりました。

この高殿小学校での思い出を大切にして、中学校に行っても充実した学校生活を送ってくださいね。

明日の卒業式に向けて、午後から準備をしました。

会場となる講堂の清掃や設営だけでなく、玄関や廊下、トイレなどもしっかり清掃しました。

５年生の大活躍もあって、予定より３０分も早く準備が終わりました。
５年生のみなさんありがとう！
明日もよろしくお願いします！

明日晴れますように…。

来週にせまった卒業式を目前に控えて、卒業式の予行をしました。

同じ時刻に開始するだけでなく、先生方もビシッとスーツで決めて臨むなど、今までの練習以上により緊張感が高まった会場となりました。

おかげで動作が少しぎこちなくなったり、声が出にくくなったりしたようですが、これをきっかけに本番では実力を発揮してくれる事でしょう。

今日はその様子の写真がありません。ゴメンナサイ！

その代わりと言っては何ですが…。

予行が終わった昼休み、６年生の児童が外国語活動のＣ−ＮＥＴの先生を訪ねてきました。
今日で会えるのが最後なので、先生の好きなピザを紙工作で作ってお別れを言いに来たそうです。
四苦八苦しながらも日本語交じりの英語、いや英語交じりの日本語で一生懸命感謝の意を伝えていました。
先生は子どもたちの気持ちに、とても感動していました。

今や小学校高学年児童の半数以上がスマートフォンや携帯電話を持つ時代です。
中学校に進めば、さらに所持率も高まるでしょう。
そうすると当然トラブルも増える事になります。

６年生では、自らトラブルを起こさないためにも、情報のやり取りについて学習しました。

まず、ＳＮＳのやりとりが原因でトラブルになった事例のお話の映像を見ました。

仲良し３人組が、既読後３分以内に返事を返すというルールを作ります。
しかし、そのうち一人は、お家では食事の時にはスマートフォンは使わないという約束があり、どうしても返信できません。
無理に返信しようとした結果、お母さんに見つかってスマートフォンを取り上げられてしまいます。
そしてとうとう返信しなかった事を理由に、仲間外れにされてしまう…というお話です。

その後、みんなは、どうしてこうなったのか、どうすればよかったのかを話し合いました。
いろいろな意見が出ましたが、写真にあるように、しっかりと考えているグループもあり、ちょっと安心しました。

便利な道具ほど、使い方を間違えるととんでもない事になるのです。
使うのならば、上手に使って豊かなコミュニケーションをしてほしいと思いました。

今年度最後の児童集会は、ボール運びゲームをしました。

２人でペアになって、ポリ袋の上に置いたボールを運ぶリレーです。
来週で６年生とお別れという事もあって、ペアになるのは１年生と６年生、２年生と６年生…という具合に、みんなが６年生とペアを組みました。

始まってみると、ゆっくり運ぶ班もあれば、キャンディーのようにボールを包んで運ぶ班もあったり、和気あいあいとした感じでゲームがすすみました。

最後に一つだけ残った班がゴールすると拍手が起こり、なんだか運動会の種目を見ているようでした。

実は、この集会が今年度の高殿小学校の全員が集まる最後でした。
こうした集まりが気持ちよく終われたことがとてもうれしいですね。


※集会後に、図画工作で優秀な成績をおさめた児童の表彰を行いました。