今週の校長講話 「いじめについて考える日」
日本で一番有名な「いじめっ子」と「いじめられっ子」のペアと言えば誰と誰を思い浮かべますか?
「ドラえもん」に出てくる「ジャイアン」と「のび太」を考えた人が多いのではないでしょうか。 「ジャイアン」が「いじめっ子」で、「のび太」が「いじめられっ子」ですね。 ジャイアンは、よく「のび太のくせに!」という無茶苦茶な理由で、のび太に暴力を振るいます。 やられたのび太が家に帰って、ドラえもんに泣きながら訴えると、ドラえもんは、四次元ポケットからひみつ道具を取り出してくれます。 そして、それを使ってのび太はジャイアンに仕返しをします。 でも、ちょっと考えてみましょう。 「のび太」が、ドラえもんの道具で、「ジャイアン」をやっつけているというその場面だけを切り取ってみるとどうでしょう。 さっきとは逆で、「のび太」が「いじめっ子」で、「ジャイアン」が「いじめられっ子」になっていませんか。 「いや、その前にジャイアンが先にいじめたので、おあいこだ。」という人がいるかも知れません。 しかし、自分が嫌なことをされたからと言って、同じ事を相手に仕返していては、問題は解決しませんよね。 マンガでは、調子にのった「のび太」が結局痛い目に遭うというオチがついている事もよくあります。 「いじめ」とは、理由や内容がどうあれ、相手が「嫌だな」と思った瞬間に成立しているのです。 もう一つ、みなさんに質問します。「のび太」と「ジャイアン」は「友だち」でしょうか? 「のび太」が本当に困った時に、「ジャイアン」が必死で助けるという場面も多いから、友だちですよね。 でも、「ジャイアン」は「のび太」をいじめます。 つまり、「いじめ」は友だち同士の間でも起きるという事です。 仲がよくても、ちょっとした意見の違いや、きっかけで、それは「いじめ」に発展してしまいす。 では、どうすれば、「いじめ」をしたりされたりしなくなるのでしょうか。 校長先生は、相手の気持ちを考える心のアンテナを持つことではないかなと思います。 自分が言ったり、したりする事が、相手にどのように伝わっているのかをキャッチできることが、「いじめ」をなくす第一歩だと思います。 みなさんは、どう考えますか。 自分自身の「いじめ」をなくす方法を考えてみてくださいね。 キッズプラザ大阪 「2年生 春の遠足」
2年生の遠足は、キッズプラザ大阪に行きました。
キッズプラザ大阪は扇町にあるのであっと言う間に着きますが、車中のマナーはばっちりでした。 さらに、移動の時間が短い分だけ現地でたくさん活動できました。 シャボン玉など科学で遊ぶコーナーや、いろいろな国について知る事ができるコーナー、動物や人の体の不思議を調べるコーナーなど、たくさんの種類のコーナーがあります。 階下に行くと、職業体験のコーナーや買い物ごっこのコーナーなど生活に密着した活動ができるところもありました。 今日は連休前日という事で、たくさんの学校が訪れていましたが、どのコーナーでも、順番を守って楽しく活動できたようです。 何よりも、みんな楽しそうにしているのが印象的でした。 午前中いっぱい時間を使って遊んだあとは、お待ちかねのお弁当です。 今日は天気が良いので、すぐとなりにある扇町公園で食べました。 お腹いっぱいになって満足かと思いきや、その後広場で鬼ごっこに興じる子どもたちもたくさんいて、遊びは別腹といった感じです。 最後まで大きなケガもなく元気に帰校できました。 楽しい思い出をたくさん作った遠足となりました。 保健室だより 「6年生 歯・口の健康教室」
歯科衛生士の先生と校医さんをお招きして、6年生に「歯・口の健康教室」を行いました。
歯の健康について、むし歯だけでなく歯周病の予防について教えていただきました。 日頃の噛む回数を考えたり、自分の歯茎が腫れていないか鏡で観察をしました。 歯の染め出しをしてみると、磨けているつもりでも真っ赤になる人もいて、歯ブラシの使い方や、意識をして歯を磨く大切さを感じました。 1週間後に振り返りをするので、おうちでも意識をして歯の健康に取り組んでくださいね。 また、明日から連休にはいります。 おうちでの生活リズムに気をつけて、月曜日に元気に登校してきてくださいね。 Let's go to NARA! 「6年生 春の遠足」
6年生が遠足で奈良公園に行きました。
片道2時間近くをかけて、東大寺に到着。 G.Wの谷間とはいえ、奈良公園は観光客でいっぱいです。 たくさんの鹿にも出迎えられました。 到着後は、タブレットを持つと、早速班ごとにオリエンテーリングを開始。 大仏の写真撮影など、ミッションをこなしながら見学しました。 昼食後は、外国人観光客の方々にインタビュー活動です。 「緊張する〜!」と言いながらも、意外と?積極的にアタックしていきます。 イタリアやオランダ、スペインなどいろいろな国の方々がいましたが、外国人の方々も楽しそうに受け答えしている様子。 日本の遊びであるけん玉やお手玉、折り紙などを一緒にしてくださいました。 インタビュー活動に楽しみを覚えたのか、帰りには道行く外国人の方々に「ハロ〜!」と声をかけ続ける子もいました。 きっと秋の修学旅行でも、元気なインタビュアーがたくさん誕生することでしょう。 |
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