４年生が作った回路で「乾電池のはたらき」について調べていました。
「先生、プロペラ回ったで」
「めっちゃ涼しいわ」（？）
どうやら作った回路は成功のようですね。
「乾電池の向きを入れかえたらプロペラが逆に回ったよ」
「電流の向きが変わったっていうことかな」
検流計も使って調べていました。
「検流計のふれる向きも変わったよ」
「電流の大きさってアンペアっていうんだ」
子どもたちは興味を持ちながら学習していました。

６月３日（土）に「ホタルの夕べ」が行われました。
３年生が地域に住む西岡様から４月に幼虫の観察、ホタルの生態、ホタルの一生などについて教えてもらい、育てたホタルを芝生広場に設置された大きなかやの中に放しました。４月より観察を続けて、自分のホタルに名前までつけていた３年生にとって、貴重な体験になったと思います。なかなか学校の中でホタルを見ることなんてできないですよね。３年生の子どもたちが書いた作文も披露されました。そして西岡様のお話に子どもたちも保護者の方々もじっと耳を傾けていました。

体育館の壁をスクリーンにしてホタルについてのＤＶＤを見たり成虫やたまごの観察をしたりしました。たまごの観察ができる顕微鏡の前には子どもたちだけでなく、保護者の方々も列を作り、興味深くのぞき込んでいました。「見えた　見えた」と子どもたちもとても喜んでいました。

そしていよいよクライマックス、お楽しみのホタルを放すときがきました。黒い網でおおわれたかやの中にホタルが舞っていきます。ほんのりとやさしい光、緑っぽい光を放ちながら飛んでいるホタルのようすを観察することができました。歓声が起こり、いつまでも眺めている子が何人もいました。本当によい体験になりましたね。西岡様をはじめ、お手伝いいただいた地域やＰＴＡの方々、本当にありがとうございました。

東淀川警察署の少年係の方に学校に来ていただきました。
６年生対象に「非行防止教室」を行いました。
まず万引きや自転車窃盗の話がありました。１４歳から大人と同じ扱いで逮捕もされるということで、子どもたちも驚いていました。でも子どもたちがもっとも真剣に耳を傾けていたのは携帯やインターネットの裏に隠れる金銭トラブルや性犯罪についてです。それはなにげなく自分の個人情報を漏らしてしまったり友だちの個人情報を勝手に流してしまったりしたために、恐ろしい目にあってしまったという事案でした。
携帯やインターネットは確かに便利ですが、正しい使い方をしなければなりません。もちろん学校でも指導はしていますが、やはり買い与えているのは保護者の方々です。子どもたちの身の安全を守るために、しっかりと子どもたちの使用方法について把握し、管理していただく必要があると改めて感じました。東淀川警察署の方も同じことをおっしゃっていました。よろしくお願いいたします。