今週の校長講話 「水無月」
6月は和名で「水無月」と言います。
水無月は漢字で書くと「水が無い月」と書きます。 6月と言えば雨を連想するくらいなのに不思議ですね。 そう書くのには、田んぼにみんな水を引いてしまうので、川から水が無くなるからだ、などいろいろな説があります。 しかし、本当は、無という字はひらがなでいうところの「の」にあたるそうで、「水無月」は「水の月」という意味なんだそうです。 雨が続くとうっとうしいですが、この時期に雨がしっかり降って、地面に水を蓄えるから、植物が夏の暑さを乗り切ることができるんですね。 私たちの生活に必要な水道の水も同じです。 また、「水無月」というと、6月の和名以外に、ある食べ物の名前にもなっているのですが、知っていますか。 正解は和菓子です。 和菓子の水無月は、白いういろうの上に、甘く煮詰めた小豆を乗せた三角形のお菓子です。 お隣の京都では、6月の最後の日に、その年前半の良くなかったことを払い去るために、これを食べる風習があるそうです。 小豆には悪い事を追い払うという意味があります。 節分の豆と似ていますね。 そして、ういろうは白色で、形は必ず三角形というのにも理由があります。 昔は、夏に氷を食べると、夏バテしないと信じられていたそうです。 でも今と違って、庶民は暑い時期にそんなものを食べることができません。 ですから、氷に見たてた白いういろうを、とがった氷の形に見たてた三角形のお菓子として作ったと言うのです。 あと10日で水無月が終わります。 今年も半分すぎますね。 残り半年も、みんな元気に過ごせたらいいなあと思っています。 ※今朝の児童朝会では、竹馬大会で入賞した児童の表彰と、校外のソフトボールチームで活躍した児童の表彰を行いました。 竹馬大会決勝(初級)決勝は昼休みに行われましたが、給食が食べ終わらずに棄権するという人もなく、無事に全員が参加できたようです。 今回、初級の決勝は、なかなかの接戦でしたが、6年生の児童が見事1位になりました。 各級とも3位まで入賞した人は、来週の全校朝会で表彰されます。 おめでとう! 授業研究会 「6年生 算数科」単元は「およその面積や体積を求めよう」です。 身の回りにあるものの形を求積できる形に見立てて計算し、およその広さやかさを求める学習です。 今日は、USJやひらぱー、甲子園や京セラドームを台形や三角形など知っている形に見立てて面積を求めて比較しました。 まず、グループで相談しながら見立てる図形を決めて、図に線を描きこんで形を作ります。 そして、公式を使っておよその面積を求めました。 次に、それぞれのグループで考えた答えを紹介し合いました。 最後に実際の面積を教えてもらって答え合わせです。 同じ場所でも、見立てる形や線を引く場所によって、答えが変わってくることがわかりました。 大勢の先生方に見つめられて、緊張したようでしたが、自分の考えをしっかり言いながら、友だちと協力して学習をすすめられることができました。 竹馬大会決勝(中級)先週は予選を行い、今週は決勝です。 今日は、上手な人がエントリーした中級の準決勝と決勝が行われました。 中級では、高い位置に立つので、難しいのですが一歩が大きいために、とてもスピード感のある歩き方ができます。 さすがに決勝ともなると、全員が見事に完走です。 結果は、4年生児童が、6年生を抑えて見事優勝しました。 明日は、初級の決勝が行われます。 正しいそうじのしかたDVD 「美化委員会の発表」正しいそうじのしかたDVDの上映です。 しかし、ただ映像を映すだけでなく、映像の中からクイズが出されて、みんなが答えることができます。 映像だと、画面が大きく映って、見せたいものが良く見えるという利点があります。 大きな画面に映った問題を見て、みんな一生懸命答えていました。 |
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