今週の講話
今週の講話はS先生のお話です。
「今度の水曜日、6月21日は夏至です。昼間の時間が1年で最も長い日です。一番短い冬至との昼時間の差は5時間以上あります。 むかし、大阪では夏至の日にタコを食べる習慣があったそうです。ちょうど夏至の頃は、田植えが盛んですが、タコが八本の足をひろげるように稲がしっかり根付き、豊作になることを祈って、これを食べるようになったそうです。 人間が生きていくのに、気にしていることにこの時間と天気のことがあります。 天気予報を聞いていると、『今日は曇りです』と言うときもあれば、『今日は曇り一時雨です』とか『くもり時々雨です』と言うときがあります。『一時雨』と 「時々雨』のちがいはなんでしょうか。 『一時』というのはずっと曇っていて、いったん雨が降った後、もう雨は降りませんということで、雨の量は少ないことになります。 『時々雨』は雨が降ったりやんだりすることです。他に、『くもりのち雨 』という言い方があります。 『のち雨』は、くもりから雨に替わってその後、ずっと雨が降るということです。 さらに天気予報には、『降水確率』というのがあります。雨が降る確率をパーセントで表しています。 おうちの人に『傘をもっていきなさい。』と言われて登校する人がいますね。これからは自分でそれを決めることができるように先生がいいことを教えてあげます。 それは、天気予報で降水確率40パーセント以上なら、傘をもっていくほうがいいということです。そして、降水確率が40パーセント以下なら、傘の必要がないを言われています。 今では天気予報の80パーセントは当たります。これからは天気予報をよく聞いて傘がいるかいらないかを判断してください。 最後に、梅雨から夏の時期、北の方角から風が、南から吹くようになると雨になるということも知っていて損はないと思います。」 今週の講話1年公園探検授業公開3授業公開2 |