うわー、先生が来た!『本当の親切とはなんだろう』をテーマにした授業で、「ある日、おばあさんが荷物を持って歩いていた。それを見た少年が荷物を持ちましょうかと声をかけた。しかし、おばあさんからは断られる。そのことをお母さんに言うと、おばあさんはリハビリのために歩く練習をしていることを知る。後日、再びおばあさんに出会う。少年は声をかけようか悩んだ末、声をかけずに見守った。」という教材を使い、もし自分が少年のような場面に遭遇したらどうするかを考え、学習のテーマに迫っていきました。 自分の考えをワークシートに書き、それを全体の場で発表し合って交流していきました。『声をかける』と考えた人からは、「足が不自由なんだから助けたくなる。」「おばあさんがきっと喜ぶ。」という意見が出されました。一方、『声をかけない』と考えた人からは、「おばあさんは歩く練習をしているから。」という意見が出されました。子ども達は、自分と同じ考えや違う考えを聞き、共感し合ったり、違う考えを認め合ったりしていました。 その後担任が、「いろいろな意見が出てきたけど、みんなは何を一番に考えていたの?」と質問すると、子ども達は声をそろえて、「おばあさんのこと」と答えていました。 最後に、授業のまとめで、本時のテーマである『本当の親切とは何だろう?』と投げかけると、「相手のことや相手の気持ちを考えること」「人と助け合うこと」という考えが子ども達から出てきました。 今後、その考えを日常生活の中で、子ども達が実践していくことができるようにはたらきかけていきたいと思います。 しっかり噛んで食べましょう。その日が近いということで、今日の体重測定では、保健の先生から『よく噛んで食べる』ことの大切さについてお話を聞きました。しっかりよく噛んで食べると、「食べ過ぎがなくなり太りにくい」「唾液がいっぱい出て歯が洗われ、虫歯になりにくい」「あごが発達して永久歯の歯並びがよくなる」など、いいことがたくさんあるということを教わりました。 学校では、体重測定や発育測定の時、季節や行事に応じた保健指導を行っています。自分の体や健康についての関心を高め、規則正しい生活を営もうとする態度の育成に向けた取り組みの一環です。 |
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