今週の校長講話 「小正月」
今日1月15日は、「小正月」(こしょうがつ)です。
昔の人は、満月を始まりと考えていたので、1年のうち最初の満月の日を正月として考えていたなごりからできた日だそうです。 「小正月」に対して、元旦から7日までを「大正月」(おおしょうがつ)とも言います。 「大正月」は、年神様を迎える行事が多いのですが、「小正月」は農業に関した行事が多いのが特徴です。 紅白の餅や団子を柳の枝につけた「餅花」(繭玉とも言います)は豊作を祈るかざりです。 お正月に迎えた年神様を火に乗せて返す「とんど焼き」も小正月の行事です。 「とんど焼き」では、しめ縄などのお正月飾りを焼くほか、書き初めの半紙を燃やして、字が上手になりますようにというお願いもします。 とんど焼きの残り火を持ち帰ってその火で餅を焼いて食べると、病気にならないとも言われています。 そして、小正月には、小豆の入ったおかゆを食べます。 小豆には邪気を払う力があるというのは、以前、水無月というお菓子を紹介した時にも言いましたよね。 こうして、一年のはじまりを祝う行事は、昔からずっと続けられてきましたが、最近では、とんど焼きがすすが出て近所迷惑になるとか、しめ飾りのプラスチックを燃やすと有毒ガスが出るとかで、やらなくなってきている地域も多いそうです。 また、お家でお雑煮やおせち料理を食べる事が無い人も増えているようですよ。 しかし、日本古来の伝統や文化は、大切にしていきたいですね。 たそがれコンサート人前での演奏は、夏休みの高殿納涼まつり以来で半年ぶりです。 しかも、スポットライトが当たる大ホールのステージでの演奏という事で、ちょっぴり緊張気味のようでしたが、元気いっぱいに3曲を披露してくれました。 とても揃った迫力のある音に、演奏が終わる度にたくさんの拍手が贈られました。 次は2月に講堂で行う「絆」発表会です。 一年間の成果を存分に発揮して欲しいと思います。 おぞうにれんこんのちらしずし、お雑煮、ごまめ、です。 お雑煮は、関西風の白みそ仕立てでした。 今年のお雑煮は今日が初めてという人もいましたが、多くの人はお正月に食べたそうです。 もうすぐ1月も半ばになりますが、もう一度お正月気分を味わうことができました。 かけあし 1・3・5年生少し風もあり、昨日以上に寒さを感じましたが、走るとそんな事は気にならないといったようにみんな一生懸命走りました。 初めて走る1年生も頑張りました。 来週も元気に走りましょう! たこあげ 「1年生 生活科」全員ですると大変な事になるので、1クラスずつします。 今日は3組の子どもたちが挑戦です。 昼から少し風が吹いてきたので、思ったよりもよく上がるのですが、どうしても引っ張って走り回るので、やっぱり大変な事になってしまう子が続出しました。 しかし、隣で体育をしていた6年生が、休憩がてら絡まった糸をほどいてくれました。 それだけでなく、一緒に凧あげもしてくれました。 1年生のみんなは、最後に大きな声で「ありがとうございました!」のお礼を言いました。 |
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