「小学校(136人)と幼稚園(38人)の子どもたちの名前を覚えること」が、今私が早く達成したいことです。担任の先生方は、校長に話しかけるよう色々と協力をしてくれているのですが、まだまだ顔と名前が一致しません。
そんな中、昨日ある3年生から「私の名前、覚えていますか?」と質問を受けました。頭の中をフル回転させて答えましたが、結果は間違いでした。「悪いことをしたな!」と思った瞬間、その子の顔と名前が完全に一致しました。子どもをがっくりさせたことは申し訳ないけれど、間違うことは決して悪い結果に結びつくものではないことを再確認しました。
授業でも同じことが言えます。
正しい答えばかりを教員が要求してしまうと、子どもたちは間違いを恐れて、挙手しなくなったり答えなくなったりします。大切なのは、自分の知識や経験をもとにして、懸命に考えているかどうかです。そして、友だちの間違いを受け入れるクラスの雰囲気や懸命に考えた子どもを称賛する教員の姿も大切だと思います。おとなでも否定されてばかりでは、やる気が出なかったり落ち込んだりします。子どもたちならなおさらです。
そんなことを再確認させてくれた3年生に感謝です!