ドッジボール大会非行防止教室土曜授業ヤゴ取り子どもたちはドロドロになりながら夢中でヤゴを探していました。 最後にはお掃除のお手伝いもしてくれました。 来週のプール開きが楽しみです。 今週の校長講話
先日、大阪も梅雨入りしました。じめじめした天気でじっとしているだけで汗をかきます。外で遊ぶともっとたくさんの汗をかきますね。
みなさんは、どうして汗をかくのかそのわけを知っていますか。 気温が高くなったり運動したりすると、体温が急上昇します。その熱くなった体を冷やすために汗をかいているのです。冷たい水のシャワーを浴びているのと同じ効果があるわけです。では、ヒト以外の動物も汗をかいているのでしょうか。 少ないのですが、ヒトとおなじように身体全体で汗をかく動物はちゃんといます。 なんでしょうか?答えはウマです。走り終えた競走馬の体が光って見えるのは汗のせいなんですね。 では、他の動物の場合はどうでしょうか。 イヌはどうでしょう。全身毛におおわれているので、残念ながら汗をかく仕組みがあまり発達していません。足の裏の肉球というところで汗をかきます。でも、それだけでは体温調整できないので、口を開けて長い舌をだして、体を冷やしています。 ウサギはあの長い耳をぴんと立てて、体を冷まします。では、ゾウは?そうです。ゾウも大きな耳をパタパタ動かして体を冷まします。 ヒトの汗をかく仕組みはとても発達しているので、長時間運動ができる身体の構造をしているといえます。 昔から動物狩りをするときは、獲物を追いかけて追いかけて、獲物が疲れて動けなくなったところを仕留めるという方法も人の体の長所を利用しているわけです。 汗をかくことは身体にとてもいいことです。でも、そのまま放っておくのはよくありません。服が濡れたままだと身体が冷えすぎてカゼをひきますね。また、よごれたままは衛生的によくありません。汗をかいたら、清潔なタオルでふき取るようにしましょう。夏なら、手洗い場で袖をまくり、肩まで洗いましょう。顔を洗うこともおすすめです。その方が火照りを冷まし、きれいになります。 でも、ここでみなさんに注意してもらうことがあります。こんなふうに汗拭きタオルを首にかけて登下校するのはみっともないのでやめましょう。 他の動物と違って、人には守るべきマナーやエチケットがあります。 |