私の判定 (校長室だより vol.7)「さて、この花はどちらかな?」と思いました。みなさんもご存じのように「いずれ菖蒲(アヤメ)か、杜若(カキツバタ)」ということわざがあるくらい、アヤメとカキツバタ、そしてショウブはよく似た花です。 そこで早速しらべてみました。今はインターネットという、とても便利なツールがあります。様々なサイトにその違いの解説が掲載されていますが、私の判定では、この花は「アヤメ」です。 何かをきっかけにして疑問や興味を抱き、それを解決するために色々と調べるのは、とても楽しいことです。解決したときの嬉しさはもちろんですが、その途中で試行錯誤する場面はもっと楽しいものです。 みなさんも、本校にお越しの際は、ぜひ判定してみてください。 子どもたちにも、こういう楽しさをたくさん味わってほしいと願っています。 お・は・し・も (校長室だより vol.6)
本日、火災を想定した避難訓練を幼小合同で実施しました。
私にとって海老江西で初めての訓練でしたが、子どもたちは概ね担任の指示・注意をしっかりと守って避難できていました。 私からは、 ○実際の災害時には教職員が、初期消火や救助に当たっていることが 十分予想できること。 ○その際には、自分たちだけで避難したり、高学年の子どもが年少の 児童・園児を支援したりする場面が十分考えられること。 などの話をして、実際の災害を想定して訓練に臨む大切さを訴えました。 訓練は繰り返すことが大切です。また、定着させたい意識・考えは、何度も子どもたちに訴えることも重要です。今後も、子ども自身が大切な自分の命を守るため、考えて行動できる力を伸ばしていきたいと考えます。 うすべに色 (校長室だより vol.5)また、ハナミズキは、明治時代に東京からワシントンにサクラを送ったお礼として、アメリカから送られてきたものだそうです。 他にも、色とりどりの花々が、園児を迎えてくれています。 生命の息吹 (校長室だより vol.4)通勤時には、木々の様子が間近に見られ、鳥の鳴き声もよく聞こえます。もうすぐ、ウグイスの美しい鳴き声も聞こえてくることでしょう。 そんな山々が今、日に日に美しさを増しています。と言っても、花ではなく新緑です。冬の間葉を落としていた広葉樹が、桜の花が散った頃から一斉に芽吹き始めます。その色の鮮やかさ・艶やかさ、針葉樹の濃い緑との対比は、言葉で表現できないくらいの美しさです。また、入道雲のようにモクモクと葉を広げていく様は、生命の息吹を感じます。だから、私はこの時期が一年で最も好きです。 今、その新緑は山の麓辺りから始まり、山頂へと広がっていっているところです。山頂まで届き、全山が美しくなるのは、連休あたりと思われます。ただし、本当に美しい期間は、一週間くらいだけです。みなさまも、ゴールデンウィークにお出かけされることがありましたら、ぜひ山の新緑をご覧ください。 まちがい (校長室だより vol.3)そんな中、昨日ある3年生から「私の名前、覚えていますか?」と質問を受けました。頭の中をフル回転させて答えましたが、結果は間違いでした。「悪いことをしたな!」と思った瞬間、その子の顔と名前が完全に一致しました。子どもをがっくりさせたことは申し訳ないけれど、間違うことは決して悪い結果に結びつくものではないことを再確認しました。 授業でも同じことが言えます。 正しい答えばかりを教員が要求してしまうと、子どもたちは間違いを恐れて、挙手しなくなったり答えなくなったりします。大切なのは、自分の知識や経験をもとにして、懸命に考えているかどうかです。そして、友だちの間違いを受け入れるクラスの雰囲気や懸命に考えた子どもを称賛する教員の姿も大切だと思います。おとなでも否定されてばかりでは、やる気が出なかったり落ち込んだりします。子どもたちならなおさらです。 そんなことを再確認させてくれた3年生に感謝です! |
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