４日。本番の「予行」練習というのは、本番の時にどれだけの時間がかかって、どれほど緊張するのか、自分の中でしっかりと見通しをもって、本番への覚悟を決める練習だと思っています。小学校の卒業式というのは、どんな人でも一生に一回しか経験がありません。だからこそいつまでも心の中に残っているし、今までの行事とは比較にならないほど緊張すると思います。今まで味わったことのない緊張感ですから、それを予想することもとても難しいです。でも、本番と同じような練習をすることで、気持ちの準備をすることはできます。残りも本当にわずかです。一人一人が緊張感をもって、でも自信たっぷりの顔つきで本番にのぞめるよう、がんばっていきましょう！！

　さわやか？んっ、暑い！と言ってもいいぐらいの日になりました。その中で、ボール運動に親しみました。
　二人組になってパスをしあったり、ドリブルを付けてパスをしあったり…。その後、チームに分かれてゲームをしました。
　体育が終わると、子ども達から「先生、クーラーつけてや！」「扇風機、100台くらい回してや！」と、もう季節が春を通り越して夏になったかのような言葉を言っていました。

　今日の算数では、そろばんの使い方を勉強しました。
　ここが一の位で、ここが十の位、ここが・・・。一の時はこうして、二の時はこう、五の時はこうで、十の時はこう・・・。そろばんを習っている人にとっては簡単なことですが、初めてそろばんを手にした人にとっては難しいのではと少し心配していました。ところが、意外とパチパチと気持ちのいい音をさせながら珠を動かしていました。ただ、繰り上がりや繰り下がりが出てくると、困る人が増えてきました。しかし、先生の説明を聞いたり、友達に教えてもらったりして練習を重ねていくと、「あ〜、なるほど。」「なんや、筆算より簡単や。」「おもしろいなあ。」とそろばんの良さに気付いていました。

　５日。いよいよ小学校生活最後の１週間が始まりました。卒業式の練習も、細かいところをすり合わせる段階になってきました。この１週間は、もちろん卒業式の練習をこれまで以上に真剣に取り組むことも大切ですが、なにより４５人の仲間、先生方と最高の思い出を作ることが大切だと思います。笑顔でいっぱいの１週間にしていきましょうね。

　今日の音楽では、笛のテストを行いました。
　自主練習、みんなでの合同練習、CDの音楽に合わせての練習の後、とうとうテストが始まりました。出席番号順に一人一人先生の前に立ち、「さんぽ」と「エーデルワイス」から自分の吹きたい曲を選んで吹きました。緊張したり、階名を忘れてしまったりして、日頃の練習の成果を十分発揮できなかった人もいましたが、みんな最後までがんばって笛を吹きました。