外国人教育・食育研修会(8.1)
学校では、夏休みを利用して様々な教職員の研修を計画しています。今日は、旭東中学校下の小中学校の教職員が集まり「地域社会での共生をめざして」と題して、民族講師の林京美(リㇺキョンミ)先生よりご講義をいただきました。
「長年、地域に朝鮮初級学校があることが意識されずにいましたが、近隣の小中学校などとの交流が進められるにつれて、人権に対する課題意識が向上してきたことは大きな成果です」と話され、地域とのつながりを今後も深めていく必要があることを学びました。 引き続き行われた食育研修会では、栄養教諭より「給食でも韓国朝鮮料理を取り入れ、近隣諸国の食文化を学ぶことで、国際理解につなげている」事例として、給食献立の紹介がありました。 その後の調理実習では、民族講師の高己蓮(コキリョン)先生も加わってくださり「チヂミ」と「トッポギ」の作り方を教えていただき、交流を深めました。 <参加者の感想の一部を紹介します> ・大人は正しい知識をもち子どもたちに伝えていかないと「共生」が難しくなってしまうと感じた。 ・朝鮮学校がなぜ日本に存在しているのかを知っているのとそうでないのとでは、話の印象が変わってくると思う。民族学級や朝鮮学校がなぜ必要なのかということに重点をおいた研修もできたらよい。 ・韓国・朝鮮特有の食材や調味料の紹介もあり、楽しく実習できた。 ・暑い中だったが、近隣の学校の先生方と楽しく調理実習もできたのでよかった。 今日の研修で学んだことは、子どもたちへの指導にいかしていきましょう。 |