６年生は「応急手当訓練体験、担架づくり体験」を行いました。「応急手当訓練体験」では、人形などを使って心肺蘇生の訓練を体験しました。どのクラスもみんなすごい気合の入った様子で、必死に訓練をしていました。また、「担架づくり体験」２本の棒と毛布で簡単に担架ができてしまうことに子どもたちも驚き、実際に人を乗せて運ぶ場面では大きな拍手が沸き起こりました。毛布がなければ、来ている服で代用できることにも大きな驚きがありました。

５年生は、「防災ゲーム（なまずの学校）・救助活動の見学」などを行いました。「救助活動の見学」では、実際に消防署まで訓練施設や訓練についての話を聞きに行きました。また、「防災ゲーム（なまずの学校）」では、プロジェクターに災害現場（アニメーション画像）が示され、児童たちは手元にある道具のうち、何を使って救助活動を行うかグループで意見を出し合い発表しました。

３・４年生は「防災ゲーム（クロスロード）や新聞スリッパ作り」などを行いました。「防災ゲーム」は担当の方から災害発生時に関する質問が出され、自分ならどうするかを考えて、「ＹＥＳ」「ＮＯ」を選びます。そしてなぜ「ＹＥＳ」をえらんだのか、「ＮＯ」を選んだのかを話し合いながら考え、その想定状況について考える学習でした。また、新聞スリッパ作りでは災害現場でも新聞紙だけでスリッパが作れることを学びました。すぐにでも使えそうな知識ですね。

１・２年生は「けむり体験、水消火器体験、救急車両・消防車両の見学」などを行いました。初めて体験するものばかりでとても興奮していた１・２年生でした。特にけむり体験は本当にまったく前が見えなくて、実際のけむりだともっと大変だろうとみんな実感しました。

９月８日（土）に地域の方々やPTA、消防署・区役所・社会福祉協議会の方々などにご協力いただき、防災学習を実施することができました。昨今、大きな災害が立て続けに起こっている状況です。他人ごとではなく、今回の防災学習はきっと子どもたちの身を守るために大いに役立つはずです。お忙しい中、防災学習にご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。