9月5日(水)大型台風21号が過ぎ去って一夜、台風21号は日本各所に大きな被害をもたらしました。新巽中学校も美術準備室のガラスが割れたり、バスケットゴールが倒れたり、サッカーゴールが風で大きく動いていたりと被害がありました。また、教室内も換気扇が外れたり、雨漏りがあったりと、安全確認も含め、復旧作業が必要な状況でした。
朝から来ていた野球部、ラグビー部、男女バスケットボール部、早く登校してきた生徒たちを中心に、自主的に清掃活動や復旧作業が行われました。また、生徒会や清掃活動を行っていた生徒たちから「自分たちが今、できること」として、復旧作業や清掃活動をさせてほしいと申し出がありました。時間割を組みかえ、朝から全校で復旧作業と地域清掃を実施しました。限られた時間だったので完璧とまではいえませんが、生徒たちの自主的な活動によって学校とその周辺を整える事ができました。
「できることを、できる人が、できる時にやる」当たり前ですがこんな考え方を持った新巽生がたくさんいることにうれしさを感じました。全校生徒、みんな一生懸命取り組んでいる姿が印象的でした。生徒たちの行動や発言から、当たり前のことこそ大切なのだということを改めて感じさせてもらった一日となりました。