今週の児童集会創立100周年のお祝い11月17日は100周年記念式典100周年記念の掲示物校長講話
今度の土曜日は聖賢小学校創立100周年をお祝いする日です。
8時半から児童会のみなさんが進行役となってお祝い集会をします。遅れないように登校しましょう。その後、10時からたくさんのお客様をお招きし、盛大に式典をおこないます。 式典には、みなさんを代表して6年生が出席し、聖賢小学校やこの地域について調べたことを発表してくれます。それと鼓笛隊のみなさんもファンファーレと校歌の伴奏のために出席します。 実は鼓笛隊も今年でちょうど50周年になります。そのお祝いも含めて演奏を披露してくれるわけです。 さて、聖賢小学校は今から100年前、928人の子どもたちと14人の先生方で開校しました。 その後、子どもたちも増え、一番多い時は2152人も通っていたそうです。 聖賢小学校がこのように発展してきたのは、開校当時からの大勢の先生方、地域の皆さんの変わらぬ温かいご指導、ご支援があったからです。そのことをしっかり胸に刻んでおく必要があると思います。 木曜日にみなさん全員に聖賢に関係する本を三冊プレゼントされます。ここに持ってきましたので見てください。 この中にも書かれていますが、むかし、聖賢小学校は鯰江第二尋常小学校という名前でした。そのころ、今の学習園の向こう側の道路は鯰江川という川でした。川を渡って通う子どもたちのために地元の人が今の歩道橋があるあたりに橋を架けました。そして、子どもたちが『かしこくて立派な人』になってほしいと願い、聖人賢士の橋、聖賢橋と名付けました。昭和16年、今から77年前、その橋の名前が学校の名前になりました。 他にもこの本には学校や地域の秘密や歴史がいっぱい書かれています。よく読んで聖賢の歴史を勉強してください。 さて、こんな地域に住む人々の願いを受け、皆さんは立派に育っています。 朝のあいさつは元気よく、下駄箱のくつもきちんとそろえられ、何よりも嫌なことつらいことから逃げずによく努力する人がいっぱいいます。 学校が100歳の誕生日を迎えることはめったにないことなので、みんなで盛大に祝うわけですが、ただ古いものがいい古いからいいというわけではありません。 聖賢小学校では100年の間に約17000人というたくさんの先輩がここで仲間と共に勉強や運動に励み、立派に成長し社会に出ていきました。 そして、今度は皆さんの番です。学校で一生懸命に過ごす1日1日が地層のように積み重なって聖賢の新しい歴史をつくります。皆さんは1年間にだいたい200日学校で生活します。6年生なら入学してから軽く1000日を突破しています。1000日分の歴史を積み重ねたことになります。 今度はみなさん自身が学校の歴史をつくる主人公になります。これからも未来の聖賢小学校の子どもたちに恥じないよう、真剣で充実した生活を送りましょう。 |