学び合うということ
整数×小数の授業をしました。めあては、「整数×小数の計算の仕方をみんなが説明できるようになろう。」です。キーワードの言葉を子どもたちに聞くと、整数×小数の問題、みんな、説明できるとよくわかっていました。そう、この3つを達成しましょうと話して授業ははじまりました。問題は80×2.3です。この答えを言ってどう計算したらそうなるのか説明をするのです。
まず、一人学びの時間を十分にとりました。教科書を見てもかまいません。とにかく一人で解決をすることを目指します。 次にグループになって、自分の考えを説明します。説明していると、上手に説明する子どもの真似をする子どもがいました。それでいいのです。わからないことは人に聞けばいいし、できないことは人に手伝ってもらえばいいのです。そう考えたらとても気持ちが軽くなります。みんなができるように、みんながわかるように、みんなで学ぶのです。 最後は黒板を使ってみんなに説明をしました。子どもなにり一生懸命に伝えようとしていました。 練習問題でわかっているかどうかを確認し、まとめ、授業の振り返りをして終わりました。 80×2.3の計算は、ひっ算をしたら計算ができます。けれども、どうして、そんな計算をするのか、なぜその答えになるのか、考え、人に説明する力がこれから求められていくのです。 子どもと共につくる授業はやっぱり楽しいと思ったひとときでした。 カラフルに子どもたち一人一人の思いのこもった傘が開きました。 そういえば令和になって初めての6月なのです。 雨の日は外で遊べないけれど、その分部屋の中でできることがあります。 そんなことを考えていたら吉川英治さんの言葉を思い出しました。 『晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。 楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ。』 ちょこっと子どもたちは朝に、休み時間に、そして放課後にちょこっと立ち寄って読んでいます。 自分の考えをもつことの大切さ
6月3日 6年生 道徳
「言葉の贈り物」を学習しています。人物関係図を使って、相手の気持ちや思いを考え、そしてだれとだれがつながっているのか、また相手に何を伝えたいのか考えています。この学習は国語の「風切る翼」の学習にもつながります。 みんなで学びます。
毎月第1月曜日は全校道徳です。みんなで学びます。今回は6月28日、29日に開かれるG20のことを学びました。たとえば、私たちが食べているパン、これは小麦粉からつくられています。小麦粉はアメリカやカナダ、オーストラリアから輸入されているので、私たちは、世界とつながっていることを実感することから始めました。
次にどんな人が大阪に来るのかを伝えました。大阪に来る国は、それぞれ様々な面で違いがあります。けれども違いがあっても、G20は、みんなで1つになって考えて解決していくための話し合いの場なのです。 せっかく、日本、それも大阪に来てくださるので、大阪の良さも伝えたいですね。と話し、大阪の有名な食べ物は?と聞くと、「たこやき」と大きな声で返事をしてくれました。世界のリーダーたちは何を食べるのでしょうか? 最後にDVDを見ました。 そして、教室に戻って、自分の考えを書きました。 ・いろんな国のリーダーがいろんなことを話をして、けんかのないように、戦争のないようにG20があるんだと思いました。 ・3万人もの人が大阪に来るなんて知らなかったです。 ・日本や大阪のいろいろなことを世界に伝えたい。 ・わざわざ遠いところからきて世界のために話し合いをすると思うとすごい。 ・大阪でいろいろな食べ物を食べてもらいたい。 ・日本で初めてのG20が大阪でされることについて、大阪を誇らしく思いました。 世界中のリーダーを日本に温かく迎え入れ、子どもたちが世界に目を向けてくれるようになることを願います。 |