だれの句かわかりますか?
元禄2年(1689)年に松尾芭蕉が、山形県の山寺(立石寺)で詠んだ句です。
芭蕉は東北地方を回り「奥の細道」を著しました。
その時に山形に立ち寄った時に詠みました。
ちょうど今頃(太陽暦で7月13日)、蝉の鳴き声が閑散とした山寺の岩々にしみいるように響きわたる様子が伝わってきます。芭蕉の句の中でも名作の一つに数えられています。
今日のなかよし(3年生)では、この句を基に「俳句のきまり」を学びました。授業者は福本先生。
五・七・五の十七音の中に、季語を盛り込み、自然の美しさを表現する俳句。
今は、わからないかもしれないけど、大人になって俳句の奥深さを思い出してほしいですね。
ちなみに、今日は私(校長)が3年前に訪れた時の「山寺」の写真みて、情景を想像しながら俳句を鑑賞しました。