戦争でなくなったものから考える。
12月3日 4年 国語
「世界1美しいぼくの村」を学習しています。きょうのめあては、「戦争でなくなったものとなくならなかったものは何だろう」です。 最後の文は「その年の冬、村は戦争ではかいされ、今はもうありません」と書かれています。 子どもたちは、まず、自分の考えをもちました。なくなったものとして、おいしい食べ物、兄さん、家、果物などが出されました。それをペアで伝え合いました。次は、なくならなかったものです。これはなかなかむずかしく、一生懸命に考えました。そしてグループで交流し、みんなに発表をしました。そしたら、子どもたちは、思い出や景色が出てきました。そうです。見えるものは壊れたのですが、自分たちの心に残っているものは消えない、なくならないのです。 最後のまとめも自分だけのまとめをして授業は終わりました。 子ども同士のつながりはもちろんのこと、自分の考えを伝え、それを友達が受け止める。考え方が違うことを理解し、認め合うことのできる学習でした。 ふりこの条件から考える
12月2日 5年 理科
ふりこの学習をしました。ふりこの一往復する時間は、どんな条件で変わると思いますか。ふれはば?糸の長さ?おもりの重さ?子どもたちは考え、実験をしていきました。それぞれに役割分担があり、みんなで学習をすすめています。仲良く、話し合いをしながら、実験に取り組んでいました。 子どもたちは理科の実験が大好きです。そういえば、ノーベル化学賞の受賞した人も、小学校の理科の実験がスタートだったと話していましたね。 違いを認め合うってどんなこと?
12月2日 全校道徳
違いを認め合うことの大切さを学習しました。 まず、はじめに「そらを飛びたかったペンギン」の話を聞きました。飛べないペンギンももちゃん。自分だけ違うこと、できないことがあるのですが、そのことがつらくて遠く離れてしまうのです。それが自分の個性であると知った時、自分が強くなり、周りもかわっていくお話でした。 次に社会を明るくする運動の優秀賞の人権作文と、中国語弁論大会での詩を子どもたちが読みました。聞いている子どもたちは、シーンとして、思いのこもった作文や堂々と詩を朗読する姿は、素晴らしく圧倒されていました。 そして、金子みすずの「みんなちがって、みんないい」です。最後のフレーズ「みんなちがって、みんないい」は講堂中のみんなで言いました。 「そらを飛びたっかったペンギン」のあとがきにこうあります。 一人一人が大切な命を授かり、この世に生まれてきたのです。みんな違って当然なのです。人それぞれの違いを受け入れ、生きていける社会になってほしいと願っています。「違い」を排除するのではなく、「違い」を理解する、受け止める、そして受け入れる社会になったら、もっと人は生きやすくなるのではないかと思います。 子どもたちの感想から ・みんなちがっていいんだとおもった。 ・人それぞれいいことがあることを学べた。 ・発表をするとき、緊張したけど、発表は楽しかった。 ・中国語を初めて聞いて、すごいと思いました。 ・モモちゃんは偉いと思いました。 ・ペンギンは飛べない代わりに泳げるから一人一人違う能力を持っていて、一人一人が大切な存在ということがわかりました。 ・友達の話を聞いて、人と人とのつながりが大切だと思いました。 ・人は得意なこと、不得意なことがある。だから全部できるわけではない。人と違いがあるのは当たり前だと思いました。 ・わたしにはたくさんできないことがあります。だけど得意なこともあります。友達みたいになりたいと思ったこともありました。でも、今日の話を聞いて、友だちもできな いことがあり、みんなそれぞれに得意なこと、苦手なことがあるんだとわかりました。 違いを認め合うこと。違いを個性と理解し、寛容に接すること。人はそれぞれ苦手なことがあり、補い合っているのです。 育てた命をいただきます。自分たちで育てたお米を炊いて食べました。ガラスの鍋で炊いたので、お米からご飯になる様子を見ることができました。 味噌汁は、煮干しで出汁をとりました。にんじん、豆腐、わかめ、油あげ、ねぎの具材を、各班ごとに切り方を考えて、食べやすい大きさに切りました。 今日の給食も、ご飯とお味噌汁でしたが、やはり毎日作ってくださるプロの調理員さんの給食の方が美味しかったです。 でも自分たちで作るのも美味しいなあとも思いました。 今度は家で作って、みんなに食べてもらえるといいですね。 ワールドカップラグビー?チームごとに練習して試合をしました。 ボールを前へ前へ運ぶことを意識して、チームで協力して頑張りました。 ワールドカップラグビーの日本チームのように、ワンチームになってやっていました。 なんせ学年目標は、一致団結ですから。 |