大切なあの人へ 想いを伝えて![]() ![]() 「かぜのでんわ」 作 いもとようこ 山の上に置かれた電話は、だれもが自由に使えて、今はそばにいない人と話すことができます。でも実は、それは電話線のつながっていない電話でした。 一度、読んでみてください。 過干渉さけ、笑顔で接して
学校休校が始まって、1週間が過ぎました。保護者の皆様には、お子様の健康観察など、いろいろご配慮いただきありがとうございます。他都市で学校休業の延長が決まり、大阪市はどうなるのかと、気になるところです。
朝の新聞で読んだコラムを紹介します。 読売新聞 「一斉休校 どう過ごす?」 NPO法人 全国不登校新聞社編集長 石井志昴さんのコラムから 内閣府の調査では、入学や進級で環境が大きく変わる春休み明けは、9月1日に次いで子どもの自殺が多い。 こうしたデータをもとに考えれば、今回のような長期の休耕期間中の家族の接し方が子どもの気持ち、学校とのかかわり方にも大きな影響を与えることを親は、肝に銘じてほしい。 学校がつらい、苦しいと思っていた子は今、プレッシャーから解放されてホッとしているだろう。そういう子に対して、休み癖がついたらいけないとして、親が「勉強しなさい」「ゲームはダメ」などと行動に干渉しすぎるのはよくない。 保護者や自宅が子どもにとって安心できる存在であり、よりどころであることが大切だ。親が本人の気持ちに寄り添い、やりたいことを受け止めてあげてほしい。そうすれば、子どもの気持ちが安定し、休み明けの時点で、より深刻に「つらい」「苦しい」と悩んでしまうことはないはずだ。 子どもだけではなく親も、突然の休校で自分の時間がなくなり、ストレスを感じているかもしれない。だが、そうした親の感情は子どもにも伝わり、子どものストレスになる。親にとっても非常事態だが、頑張ろうとせず息抜きをしつつ、笑顔で接してほしい。 子どもを守るのは大人の役割です。でもこの状況で大人も疲れてきます。頑張ろうとしてしまいます。けれども、大人の前では、すべての子どもは弱者です。みんなで力を合わせて、笑顔で接するように心がけたいものです。大変な中ですが、よろしくお願いします。
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