例年この時期に6年生を対象に、十三地域にゆかりがあり海外で活躍しておられる方にお越しいただき、お話を聞いてその国の文化に触れる出前授業をしてもらっています。今年は十三小学校卒業生で、アイルランドと往復しアイルランドの民謡や日本の音楽の演奏活動をしていらっしゃる方にお越しいただきました。
まずは、アイルランドの自然や料理などをスライドで見た後、民族楽器を触らせてもらいました。ライヤーという竪琴は、アイルランドの空は困難かなあと想像してしまうような澄んだ音色で、千と千尋の神隠しの主題歌を歌って聴かせてくださいました。「次はね、アイルランドの民謡なんだけど、男の人が女の人にフラれたことについて歌っている曲です。」との曲紹介に身を乗り出す男子が何人も!続いてバウロンという羊の皮ででき太鼓を叩きながら足首につけた鈴を鳴らして、「海藻売りの歌」も聴かせてくださいました。
十三の街に誇りをもって、いろいろな所で活躍してくださいとの熱い思いを、子どもたちは受け取りました。