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?令和2年7月5日(日)ホリデーコラム2
東京大学名誉教授・白梅学園大学名誉学長の汐見稔幸先生の家庭でできる「非認知能力の伸ばし方」についてのお話です。
「非認知能力」とは、決められたことを粛々とこなすのではなく、生活の中で工夫する体験や、遊びの中で育むことができるスキルです。たとえば、遊びの手順を考える、試行錯誤する、没頭する…これらの 体験は、すべて「非認知能力」を伸ばすために役立ちます。また、子ども同士で相談したり、頼ったり、頼ら れたりする体験も、社会性やコミュニケーション力、対人関係力などに結びつきます。日常の遊びや生活の 中で伸ばしていける力なので、子どもと丁寧に会話したり、一緒になって遊んだり、何かものを作ったりす る体験をたくさんすることがおすすめです。
「非認知能力」は「目に見えない学力」です。点数など「目に見える学力」も大切かもしれませんが、それ以上にというか、その根本にはこの「目に見えない学力」が大切になると思います。東小路小学校のめざす子どもの4つの力も、この「目に見えない学力」です。
どうぞ、ご家庭でも
「自分も人も大切にする力」
「自分で考える力」
「自分から表現する力」
「失敗を楽しみ、チャレンジする力」
を常に意識してほしいです。