令和2年9月12日(土)ホリデーコラム34
「前祝いの法則(ひすいこたろう・大嶋啓介著 フォレスト出版)」より、
失敗する人の共通点、それは問題を人のせいにする習慣だと。
失敗する人は、「社長が悪い」「立地が悪い」「従業員が悪い」、あげくの果てには「時代が悪い」などと、必ずなにかのせいにしているのだと言います。
つまり、誰かのせい、なにかのせいという、言い訳をしなくなった瞬間に、あなたの人生から失敗はこつぜんと消え去るということです。
誰かのせいにしている時点で、自分は、誰かによって、脅かされる弱い存在だということを受け入れてしまっているのです。それは、自分の人生を誰かに明け渡していることになり、他人に軸を置いた生き方になってしまっている。
でも、「この問題を自分が成長するためのジャンプ台にしよう」と思えたときに、自分はこの問題を解決できる力があると認めたことになります。これが自分軸の生き方です。軸が他人にあるか、自分にあるか、この差は大きいのです。
自分の目の前に起こる問題のすべてにギフトが隠されているんですね。そう思うと、どんな苦難、困難が起きても、なんだか乗り越えられる気がします。ピンチの波をチャンスにして乗りこなせるサーファーってかっこいいじゃないですか。人のせいにしない「自分軸の生き方」をしたいものです。