令和2年9月13日(日)ホリデーコラム35
「3秒でハッピーになれる 超名言100」(ひすいこたろう著 Discove)より、
「死ぬのが怖い」と悩んでいるおばあちゃんがいました。このおばあちゃんに、僕が初めて入社した会社の社長は、こう伝えていました。
「おばあちゃん、人は死なないと困るんだよ」
おばあちゃんは、意味がわからずポカンとしていました。
「おばあちゃん、200歳まで生きたと想像してみて。友だちはみんな死んでるよ。あなたのお子さんも死んでるし、お孫さんも死んでる。200歳まで生きたらひとりぼっちだよ。それでも死にたくない?」
すると、おばあちゃんは笑いながら「死にたい」と言いました(笑)。
敵は、自分の「こうであらなければならない」という「思い込み」であり「信念」なんです。
それをひとつ手放すことがらできたら、世界から敵(不安や恐怖)はひとつなくなります。「こうであらねばならない」という「正義」が、世界に「敵」を生み出すんです。
学校文化にも「こうあらねばならない」という慣習のようなものはないでしょうか?「今までやってきたんだから、これからもしなければならない」ということはないでしょうか?「新しいことをするときに、できなかったらどうしようと不安になりやらない」ということはないでしょうか?
本当の敵は、自分の「思い込み」です。思い込みを捨て、前例主義にとらわれず、正解主義にとらわれず、事なかれ主義にとらわれず、学校文化をワクワクするかしないかで変えていきませんか?きっと大人がワクワクしていれば、子どもたちもワクワクしますよ!