学校給食の献立に大きな変化を与えた機材があります。スチームコンベクション、通称 「焼き物機」です。
従来、給食で提供する副菜は煮物がメイン、ときどき揚げ物や炒め物もという感じでした。品数を補うため、果物やジャム、ヨーグルトを添えることも多くありました。
スチームコンベクションが導入され、「焼く」調理ができるようになり、提供できる献立の幅が大きく広がりました。今から約20年前のことです。
今日の「さごしの塩焼き」は、スチームコンベクションで実現したメニューのひとつ。焼き魚は赤魚や鮭など豊富なバリエーションがありますが、焼き魚以外にもグラタンや焼きプリンなど、スチームコンベクションがもたらした献立はたくさんあります。