海老江西小学校には、職員室前ろうかに8つの水槽があります。
調べると、平成15年(2003)に玄関にあった大きな水槽と一緒に設置されたものです。当時は、近くの淀川に生息する魚をたくさん飼育していたので「海老江西水族館」と呼ばれていました。地域の方にお話を聞くと、設置した当時は、新聞社からの取材もあったそうです。最近は魚の数が少なくなりましたが、児童はもちろん、学校を訪れた方々も水槽前で立ち留まって観察する姿をよく見かけました。
大変残念ですが、この度、水槽を撤去せざるを得なくなりました。先日の安全点検で、水槽を支える鉄製のラックに腐食が多く見つかったためです。水の重さだけでも、ざっと見積もって300kg近くあると考えられ、安全が確保できません。また、水を浄化する装置を含め、別注で製作されたもののようで、ラックだけを新調することができません。
そこで、やむなく撤去することにしました。水槽の魚たちは、玄関の池や別の水槽に移すことにしました。新しい場所でも、きっと元気に過ごしてくれることでしょう。
長い間、海老江西水族館を楽しんでいただき、ありがとうございました。