1月の玄関ホールの掲示は、5年生が図画工作の鑑賞の学習で取り組んだ「アート de カルタ」です。
左側に掲示している読み札に3つのヒントが書かれています。このヒントから、右側に描かれている作品(5年生児童が模写したもの)が、上に掲示している美術作品のどれなのかを当てるというものです。
まず、模写をするにあたって、一人一人の子どもが、どの美術作品を選ぶかを決める段階で、アートカードに描かれた作品をじっくりとみる鑑賞の能力が働きます。
次に、模写をする活動の中で、美術作品の色や形、描かれているものをしっかり観察して再現することになり、ここでは表現する能力と鑑賞の能力が伴って発揮されます。
ヒントカードに書く、3つのヒントを考える段階で、美術作品の特徴を自分なりに捉え、他者に伝える能力(表現力、コミュニケーション力)が働きます。
友だちのカルタを読み解きながら、「ああ、なるほど。」「そのようにも見えるな。」「自分は、そこには気づかなかったな。」「自分だったら、こんなヒントにするな。」等、友だちの考えに共感したり、比較検討したりする学びが生まれます。実際にペアやグルーブで会話をしながらこのような活動をすれば、「主体的、対話的で、深い」学びにつながります。
新しい学力観に迫る、とてもよい取り組みだと感じました。