令和3年1月9日(土)ホリデーコラム67
「リーダーシップを鍛える ラグビー日本代表「躍進」の原動力」(荒木香織 著 「講談社」)より、
「人より頑張るのではなく、あくまでも秤は自分の中にある。自分の限界をちょっと超えることを繰り返すことで、いつの日か凄くなった自分に気づく」
野球選手のイチローさんはこう語っています。
自分やフォロワーの能力に限界を決めるのではなく、むしろその限界を超えていこうする姿勢が、成長を生みます。
現状を抜け出すために、工夫しながら新しい経験を積んでいく状態を、心理学では「Power of Yet / パワー・オブ・イエット」と表現します。
「まだまだこれから」という状態が持つパワーです。よく言われる「伸びしろ」ですね。(中略)
目標に向かうときに、リーダーはフォロワーそれぞれが限界を超える経験ができるような課題を設定する必要があります。
「能力に限界はない」というマインドセットセットが浸透している組織では、フォロワーがリーダーの「想定外」の結果を達成することがあります。
その瞬間こそが、真のリーダーシップの価値であり、リーダーの醍醐味だと言えるでしょう。
人間は死ぬときにでも、脳力のほとんどを使わずに死ぬと言います。つまり、生きている間に使える脳力は計り知れないくらいあるということです。「脳力」とは「脳の持つ力」これは今なお未知なる世界だそうです。人は唯一、脳を使う動物です!「能力」の力も大元は「脳の力」です!
「能力に限界はない」というマインドセットセットが浸透している学校をめざしたいです!子どもを信じて、職員を信じて、場をつくり、場を守り、場を信じ、場に委ねる、そんな人でありたいです!
年末年始なぞなぞの最後の答えは、「人」でした!人間の持つ能力(脳力)」に限界は無いのです!
来週に行われる「学力経年テスト」も「自分の今ある能力」を最大限に発揮できる場になってほしいと思います!