読書感想文コンクール応募作品 2年生
12月18日の記事で紹介しましたが、2年生児童の応募作品は、「毎日新聞社賞」を受賞しました。以下に紹介します。
2年 男子 「タヌキたちの夢」 学校や家で、広島のげんしばくだんや戦争の話を聞いたり、本を読んだことがあったので、ぼくはこの本をえらびました。でも、タヌキのお話だったので、ふしぎにおもいながら読みました。 この本は、タヌキのお父さんが、これからはタヌキの子どもにもきょういくがひつようだと、こっそり小学校で勉強するお話です。とちゅう、新聞にきじがのって大さわぎになったり、戦争でべんきょうできなくなるなかで、タヌキと人のかかわりをえがいたお話です。ぼくは、タヌキたちは何のために勉強しているか、ふしぎでした。この物語を読んでぼくが知ったのは、戦争は、たくさんの人やかんけいのない植物や動物の命もうばってしまうし、夢や目ひょうもうばってしまうということです。昔、戦争でたたかったという人が、「無知は無理解を生み、無理解はぞうおを生む、ぞうおは戦争を生む」と言っていました。相手のことを正しく理解すれば、争いごとはおきないということらしいです。相手のことをよく知って、やさしい心で理解したら、戦争にはならなくてすむんじゃないかな。だから、もしかしたら、タヌキたちは平和にくらすために勉強していたのかもしれないなと思いました。タヌキたちは、人間をこわがらせなかったし、人間もタヌキたちをやさしく見守っていた。おたがいにやさしい心で向き合ったから、争いがおきなかったんだろう。 戦前は、アリガトウとかいていたはっぱが戦後にはサンキュウになっていて、てきだったアメリカの言葉も勉強したタヌキたちはすごいなと思いました。ぼくもそんなタヌキをおうえんしたいです。 ぼくにとって、戦争は昔のできごとですが、今の平和な一日一日は、本当は当たり前ではなくて、昔の人たちがくろうして手に入れてくれたものなんだということをわすれてはいけないと思いました。そして、ぼくは、いろんなことを知って、やさしい心で受け入れられる大人になりたいな。 にほんの うたを たのしもう
1月20日(水)
「さんちゃんが、 さんぽして さんえんもらって まめかって おくちを とんがらして ぼくたぬき ばってん」 こんなふうに歌いながら、たぬきの絵をかいていました。 とても楽しそうにしていました。 書写の学習
1月20日(水)
3年生が、毛筆書写で「正月」という文字を練習していました。 3年生で初めて毛筆を学習し始め、最初は「一」という漢字を練習しましたが、今は、画数も多く「はらい」や「はね」なども学習しています。 1/20 給食【今日の給食】 ●牛肉(近江牛)と金時豆のカレーライス ●ごぼうサラダ ●パインアップル缶詰 ●牛乳 全国読書感想文コンクール応募作品 1年
今週月曜日の放送朝会で、桃陽小学校の各学年を代表して「全国読書感想文コンクール」に応募した子どもたちを紹介し、それぞれの教室で賞状を渡しました。
どのような感想文だったのか紹介します。 1年女子 大阪市学校図書館協議会賞 「かわいい こねこを もらってください」をよんで このほんは、ちいちゃんというしょうがくせいのおんなのこが、こねこをひろってからびょういんへつれていったのですが、おうちでは、かえなかったのであたらしいかいぬしさんをさがすというあたたかいおはなしでした。 わたしは、ひょうしのこねこがかわいかったし、こねこをかってみたいのでこのほんをえらびました。 そのなかでもいちばんこころにのこったばめんは、ちいちゃんのおうちにアパートのおおやさんがきて、こねこを1しゅうかんごにほけんじょにつれていくといってころされるかもしれないおはなしのところです。あんなにかわいいこねこが、どうしてほけんじょでころされるのかがわからなかったです。でもちいちゃんがこねこをまもりたい、ぜったいにあきらめないというきもちがとてもつたわりました。 もしもわたしが、こねこをみつけたらどうするでしょうか? このほんをかいたなりゆきわかこさんは、しばいぬをほごしたことやのらねこのおせわをしているひとたちにであったのがきっかけでどうぶつのほんをかくようになったそうです。いまもどうぶつほごだんたいへきふをしています。 わたしのいえでもペットをかえないのでちいちゃんのようなりっぱなこうどうができるかわからないけれど、このおはなしをよんで、かいぬしさんをさがしてあげてどうぶつのいのちをまもることができることをはじめてしってべんきょうになりました。 |