バレンタインデーということで、チョコレートの売り場がにぎわう時期になりました。
チョコレートの原料は、カカオ豆です。日本はその7割以上をアフリカのガーナから輸入しています。
ところでガーナのカカオ豆は、子どもの労働によって支えられていることをご存じでしょうか。低収入のカカオ豆農家は、安い賃金の児童労働に頼らざるを得ないのが現実です。実に5人に1人の子どもが働いており、学校に通えない子もいます。
日本のチョコレート会社の中には、売り上げの一部を生産国の子どもの支援にあてているところもあります。パッケージの裏に「1チョコ for 1スマイル」というマークがついているものです。
本校では、SDGS(持続可能な開発目標)に関する学習や取り組みを進めています。世界の中の日本の役割を、小さなことから見直していきたいと思います。