令和3年2月15日(月)トップアスリート「夢授業」
雨音がする体育館では、先日にお知らせした通り、陸上競技の走高跳の選手、福本 幸 さんに子どもたちと体育の授業をつくっていただきました。
数々の経歴と教員経験を持つ福本さんの授業は「楽しく・わかりやすく」子どもたちの興味や関心を引き付けるものでした。
お話の中で印象深かったことは、ワールドマスターズゲームズ(※概ね30歳以上であれば誰もが参加できる国際的スポーツの祭典で2022年5月に関西で開催予定)に参加する外国の人達と日本人との考え方の違いです。日本人の多くは練習して経験を積まないと大会には参加できないと考えてしまいます。(私もそうでした)しかし、外国の方は友だちに誘われたからと気軽に参加をするそうです。この違いはいったい何なのでしょうか?生涯スポーツとして「スポーツを楽しむ」ことを純粋に追求されているからでしょうか?福本さんから「出場されたらどうですか?」と訊かれたときには、正直に「無理!」と心の声が叫びました。ここに自分が勝手に壁をつくって、自分の可能性を閉ざしているのはまさに自分自身なのだと気が付きました。(だからと言って、出場します!とは言えませんが・・・)トップアスリートの人にしか見えない景色はきっとあるのでしょうね。どんな世界でも、その道のプロと呼ばれる人、本物の人の言葉には重みがあります。
福本さま、また大阪市経済戦略局のみなさま、貴重な時間を子どもたちと共有していただき、本当にありがとうございました。