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教育長からのメッセージ

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令和3年2月12日(金)
教育長からのメッセージ

 大阪市教育振興基本計画では 最重要目標の一つとして 「子どもが安心して成長できる安全な社会の実現」を掲げ、子どもたちの置かれている状況に応じた様々な教育を展開しています 。
 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大や その長期化の影響もあり、社会不安が募る中、過度のストレスにより心が不安定になったり、睡眠や食欲に影響が出たりすると、子どもたちの心身のケアが大きな課題となっています。
 また、警察庁及び厚生労働省からの発表によりますと、この10年間減少を続けていた自殺者数が、令和2年は増加に転じています。とりわけ10歳から19歳については 、この10年間減少しておらず、令和2年はさらに増加しております。
 「子どもの権利条約 」が1989年に国際連合で採択されてから30年以上、日本が批准してから25年以上が経過しています 。
 教育委員会としましては、改めて子どもたちを取り巻く大人たちが連携し 昨今の厳しい状況におかれている子どもたちを見守り、支えながら、しっかりと「生き抜く力」を育んでまいりたいと考えています 。
 これらのことから、 下記のとおり、本市の子どもたちに向けて「教育長メッセージ 」
を掲載いたしますので、ご確認ください。
教育長メッセージ

新1年生サポーター(保護者)のみなさまへ(その3)

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令和3年2月12日(金)
体操服について

 ご入学のご準備はお進みでしょうか?
 先日お願いしています。下記提出資料1.2.3.の締め切りが来週金曜日19日となっています。まだのご家庭におかれましては、提出(平日午前8時30分〜午後5時に、東小路小学校へ持参ください。)をよろしくお願いします。

1.預金口座振替依頼書
2.大阪市学校給食費預金口座振替依頼書
3.学校給食にかかる確認書兼委任状・同意書

 また、体操服に関する情報を下記にてお知らせします。
体操服について

 ご不明な点等ありましたら学校(6751−4465)までお電話ください。

今日のランチメニュー

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令和3年2月12日(金)給食献立

 あつあげと大根の中華煮は野菜にしっかりと味がついていて、とても美味しかったです!

本物との出会い!

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令和3年2月12日(金)5・6年 トップアスリート夢授業

 来週の15日(月)に、トップアスリート「夢授業」として、大阪市出身で、陸上競技の走高跳の選手である 福本 幸(ふくもと みゆき)さん が来校されます。

◆プロフィール
  大阪市立淀中学校入学後に陸上競技部に入部し走り高跳びを始める。中学3年時には全国中学校体育大会で、女子走高跳優勝。夙川学院高校から甲南大学、中京女子大学大学院へと進学。大学時代には3度全日本インカレで3度優勝している。
中学校教員になって2年目の2004年に1メートル92の自己ベストを記録、2007年に世界陸上大阪大会に出場。結婚、出産を経て2013年に再び1メートル92の自己タイを記録し、2度目の世界陸上出場を果たした。
現在は甲南大学陸上部でコーチを務める傍ら、大会にも出場しており、令和2年9月に行われた陸上の関西実業団選手権では2年ぶり16度目の優勝を果たしている。

◆主な戦歴
 2003年 アジア選手権2位
 2007年 世界陸上(大阪)出場
 2013年 世界陸上(モスクワ)出場
       アジア選手権5位
 2016年 世界マスターズ陸上競技選手権大会 W35(35〜39歳)優勝
 2018年 世界マスターズ陸上競技選手権大会 W40(40〜44歳)優勝
 ※日本選手権6回優勝(2006〜2009、2011、2013)
 ※全日本実業団選手権14回優勝
 ※大学時代に記録した1m85は大阪学生記録(2020年1月1日現在)

 自己ベスト :1m92cm(2004年、2013年)【日本歴代5位】


 こうした数々の実績を残された方と直接ふれあえることができる子どもたちは幸せです。
短い時間ですが、子どもたちにとって何か心に残る時間をもてたらと思います。
福本さま、どうぞよろしくお願いします。

 また、福本さんは、2022年5月、日本の関西で開催される予定の「ワールドマスターズゲームズの第10回大会」にも参加予定をされています。この大会は、概ね30歳以上であれば誰もが参加できる国際的スポーツ祭典です。
ワールドマスターズゲームズは、1985年のトロント大会を皮切りに4年ごとに世界各地で開催され、これまでに延べ17万人のスポーツ愛好家が参加している世界最大級の生涯スポーツの総合競技大会です。地元関西で開催されるということで、みなさんにとっても身近な大会になることと思います。応援をよろしくお願いします。

思い込みを捨て、思いつきを拾う!

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?令和3年2月11日(木)ホリデーコラム70
「教えない授業の始め方」(山本 崇雄 著 「アルク」)より、

「教えない授業」では、生徒の成長をじっくり「待つ」ことが大切になります。この教えたい気持ちを抑えて「待つ」ことは先生にとって、とても難しいことです。なぜなら、学校には「直線の時間」が流れているからです。中間期末考査を中心に年間計画が組まれ、その間には行事が敷き詰められています。ですから、教師は考査までに何をどこまで学ぶかを中心に授業計画を立てていきます。生徒は中間考査で悪い点を取ると、形式的な追試や課題が出され、「できる」「できない」に関わらず次のテストに向かわされます。
次のテストを考えると効率的に「教える」ことを優先してしまい、生徒が置き去りになってしまうことも少なくありません。(中略)
しかし、「直線の時間」は「教えない授業」を、はじめとした、生徒の自律を願う学校になじみません。そもそも、生徒たちは一人一人、違ったスピードで成長していきます。それぞれの時間を刻む時計をそれぞれが持っているのです。同じ時計は一つもありません。成長は「違っていい」というのが大前提にあるのにもかかわらず、私たちは多くの思い込みにとらわれています。(中略)
この思い込みを作ってしまっているのが学習指導要領です。学習指導要領は、日本のどの地域でも同じ質の教育ができるように作られたもので、学年ごとに教えるべき内容が示されています。しかし、学習指導要領は、教える側の都合で作られています。一人一人の発達の違いを考えたら、何をどの学年で習得するかはもっと自由であるべきです。
高校生で三単現のSができなければ、その時が学びのチャンスと捉えるべきです。AIが学校にもっと入ってくれば、タブレットなどで学びを個別化することで、できないことは何度でも学び直せるようになるでしょう。ですから教師自身のさまざまな思い込みを捨て、学びをもっと長いスパンで捉え、学校に失敗を許す「円環(循環する)時間」を作っていきましょう。





これまでの学校の、教師の「思い込み」を捨て、「思いつき」を拾いませんか?当たり前だと思っていたことを、メタ認知して、疑ってみる!変えてみる!そこから、新たな学び!何を学ぶか!どう学ぶか!なぜ学ぶか!が見えてくると思います!次期学習指導要領でも「教師主体」から「子ども主体」が示されています。そして、「失敗を恐れない!反対に失敗を楽しんで、その失敗から学ぶ子どもや大人のチーム」をつくりましょう!
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