特別支援研修会「学校における医療的ケア」大阪市では、障がいのあるなしに関わらず、地域で「共に学び、共に育ち、共に生きる教育」を推進し、小中学校におけるインクルーシブ教育の推進と充実に取り組んでいます。医療的ケアを必要とする子ども達が安心安全に学校生活が送ることができるよう、各学校には専門の知識と技術をもつ看護師さんが配置され、教職員と連携して医療的ケアが行える体制づくりを進めています。 特別支援学級の教諭が中心となり、十三小学校に来てくださっている看護師さんをお招きして、医療的ケアについての研修会を行いました。看護師さんからは学校における医療的ケアの重要性や、児童の様子を具体的な例もまじえて教えていただきました。また特別支援学級の教諭からは、日々の児童との関わりの中で配慮していることや、実際に使用している教具や器具についてお話がありました。 十三小学校に通う子ども達が、安心・安全な学校生活を笑顔でおくれるよう、教職員の意識が高まる研修会になりました。 今日の給食 ラッキーにんじん&近江牛
今日は、「牛肉と金時豆のカレーライス、ごぼうサラダ、パインアップル(缶)、牛乳」でした。今日の牛肉は、いつもの国産の牛肉とはちがい、近江牛を使用しました。また、ラッキーにんじんも入っていて、いつもより、楽しく食べることができました。
かけ足週間にチャレンジしよう冬らしい気温になった今日から、十三小学校では「かけ足週間」がはじまりました。例年ならば全児童が運動場に出て一緒にトラックを走るのですが、今年度は新型コロナウイルスの感染を防ぐために2学年ずつに分散して取り組みます。初日となった月曜日は、6年生と3年生の子ども達がかけ足をしました。 2眼目が終わり休み時間になると、2つの学年の子ども達が運動場に出てきます。運動委員会の児童が司会をして、準備運動とゆっくり一周走って体をあたためます。軽快な音楽にのって、自分のペースで走ります。運動場におりてきたときは「うわぁ、めっちゃ寒い」と言っていた子ども達も、3周、4周と走るうちに汗をかいてきました。上級生が運動場を走る様子を、まだ「かけ足週間」をしていない1年生の子ども達が2階の窓からうらやましそうに見つめていました。 12月の学校保健員会では、「身体の免疫力を高めるためには、食事と睡眠と運動が大切です。」と、学習しました。まだまだ寒い季節が続きますが、運動して身体をあたためることで、新型コロナウイルスの予防に努めたいですね。 26年前の震災をふりかえって26年前の1995年1月17日、午前5時36分に大きな地震が阪神・淡路地方を襲いました。毎年この時期が近づくとテレビなどで震災の映像が流れるので、当時の頃を思い出さずにはいられません。 今朝の児童朝会では、校長先生が自らの体験を子ども達にお話しされました。「26年前の阪神淡路大震災のとき、校長先生は淀川区の中学校で社会科を教える先生をしていました。兵庫や大阪で、地震や火事で多くの方が命を落とされました。そして先生が勤めていた中学校には、お家が倒壊した人や火事で焼け出されてしまった家族が,講堂に避難してきました」。校長先生の震災の体験談を、子ども達は真剣な表情でじっと聞き入っていました。 関西地方を襲ったあの震災以降も、大きな地震や災害が毎年のように起こっています。校長先生はお話の最後に、「阪神・淡路大震災で被害にあった方達のことや、東北地方での東日本大震災、北海道や九州で起こった地震で被災された方達のことを思いやる。そういう気持ちをもてる人になることが大切です。」と、子ども達に語りかけておられました。 26年という長い歳月が経ったということで、保護者の中にも震災の記憶がないという方もおられることでしょう。しかし、この関西で起こった大きな災害の教訓をいかし、子ども達が災害に備える気持ちを育てて、命を守れるようになってほしいと思います。 6年 理科「てこの働きを感じよう」6年生の3学期の理科は、「てこ」の学習からスタートです。あらたまって「てこ」と言うと何か特別なもののようですが、私たちの身の回りには「てこ」のはたらきを利用した道具や仕組みがたくさんあります。 まずは木材に打った釘を軍手をはめた手で抜こうとチャレンジしますが、目いっぱい力を込めても手の力だけでは全く動きません。次に、釘抜き(バール)使って、グループで協力して木材に刺さった釘を抜きます。釘抜きを初めて使う児童も多く、あれやこれやと試行錯誤しながらギッと釘を抜いて、「てこ」の便利さを体験していました。 棒を使った「てこ」の実験では10kgのおもりを、どのように工夫すれば小さな力で持ちあげられるかを操作してみました。実験を通して、「力点と視点の距離が遠いとき」や「作用点が視点の距離が近いとき」に、10kgのおもりが軽く持ち上がることがわかりました。 昔々から、重いものを動かしたり大きなものを運んだりするときに、人々は「てこ」を有効に使っきました。おもりをラクに持ち上げる体験から、てこの働きを感じられたことでしょう。 |