３月21日(日)午後、長原会館１階ホールにて、「第10回 長原寄席」が開催されました。今年はコロナ禍により、２月28日の開催を延期し、入場者を半分に絞って開催し、例年とは違って、片男波部屋の紹介や地域団体の発表はありません。
　第１部は、三味線、太鼓、笛による「寄席囃子紹介」でした。第２部は笑福亭一門による落語が続き、大笑いしました。サプライズで本校卒業生の「笑福亭鶴瓶師匠」が登場され、山々話しと落語「青木先生」も聴かせていただきました。寄席が始まる前に、同窓会の席上にお邪魔し、２年後の創立150周年の話もさせていただきました。楽しくてあっという間の３時間を過ごしました。

　新型コロナウイルス感染症の広がりを心配しながら、最大限できる配慮をし、時間短縮を図って挙行しました。卒業生は「６年間の有終の美」を見事に飾ってくれました。コロナ禍のなか、特別な思い出として、心の歴史に刻まれた卒業式になりました。

　在校生や来賓のいない異例の式でしたが、式後は、５年生による「ビデオメッセージ」【写真左・中】があり、「明日へつなぐもの」の歌で締めくくられました。その後、保護者代表による謝辞の後、あたたかい拍手に見送られ、退場しました。
　卒業生が退場後、保護者の方には「６年間の思い出」【写真右】として、ＤＶＤを鑑賞していただきました。１年生の入学式から６年生のスポーツ交流会までのたくさんの写真をみました。

　ＰＴＡ会長からご祝辞をいただいた後、卒業生による「旅立ちのことば」では、一人一人が６年間の思いを込めて、堂々と言うことができました。卒業生による「校歌」「旅立ちの日に」を心を込めて合唱し、講堂に響き渡るハーモニーで卒業生の思いを伝えてくれました。マスクをしたままでやりにくかったと思いますが、見事にやりとげました。

　３月19日(金)10時、「第147回卒業証書授与式」を挙行しました。拍手で迎えられて、１組から順に卒業生82名が講堂に入場しました。コロナ禍により、ご列席の保護者は同居家族２名までに限らせていただき、来賓の方々もご遠慮いただきました。
　国歌・市歌斉唱の後、６年生は校長先生から卒業証書を、一人ずつ授与していただきました。学校長式辞では、「夢の実現に向かって自立を」という、心からの祝福と激励のエールが贈られました。