本日の献立/2月24日(水)

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献立名 ・赤魚のレモン醤油かけ
    ・高野豆腐のいり煮
    ・うすくず汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 726kcal、たんぱく質 34.9g、脂質 15.4g

☆レモン(檸檬)☆
 レモンの原産地は、インド北東部のヒマラヤ地方とされ、中国へは10世紀ごろに伝わりましたが、あまり普及しませんでした。西洋方面へは12世紀ごろアラビア人によりスペインに伝えられ、これを十字軍がフランスへ持ち帰り、栽培が広がりました。そして、新大陸発見以降にアメリカへ持ち込まれ、カリフォルニアに大産地ができました。大航海時代には、スペイン、ポルトガル、イギリスなどで、航海中のビタミンC不足による壊血病が問題となり、レモンが脚光を浴びることになりました。日本へは明治時代に伝わり、瀬戸内地方を中心に栽培が広がりましたが、1964年(昭和39)にレモンの輸入自由化により、国内での生産は激減しました。しかし、輸入レモンの防かび剤の残留が問題となり、国産レモンの栽培面積も徐々に広がってきているようです。国内では広島、愛媛、和歌山などで多く栽培しており、品種により収穫時期の差がありますが、露地栽培のものでは、9〜1月ごろが旬となります。
 大阪市の学校給食では、国産レモンを使用しており、今日の「赤魚のレモン醤油かけ」では和歌山産のものを使用しています。

本日の献立/2月22日(月)

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献立名 ・牛肉のデミグラスソース煮
    ・コーンとはくさいのスープ
    ・かぼちゃのプリン
    ・おさつパン、牛乳
栄養価 エネルギー 760kcal、たんぱく質 30.1g、脂質 26.1g

☆プリン☆
 日本で一般にいうプリンは、鶏卵、牛乳、砂糖などを材料としてつくられた甘い洋菓子で、これはプディングという料理がもとになっており、カスタードプディングと呼ばれます。プディング(pudding)はイギリスの料理で、小麦粉、卵、肉、牛乳、果物などの材料を混ぜて、砂糖、塩、香辛料などで味つけし、蒸したり焼いたりして固めた料理です。その発祥は大航海時代最中の16世紀のことで、食料の補給が困難な船の中で、材料を無駄にしないために考え出された料理です。カスタードプディングができたのは、18〜19世紀のフランスといわれ、フランス語ではクレーム・ランヴェルセ(Crème renverse)と呼ばれているそうです。ランヴェルセは、ひっくり返すというような意味で、出来上ったものを皿にひっくり返して盛り付けるところから名づけられたようです。
 日本に伝わったのは、江戸時代後半から明治時代の初期といわれ、1872年の書物では「ポッディング」の名で紹介されていましたが、いつの間にか「プリン」と呼ばれるようになったようです。
 今日の給食では、製品やインスタントではなく、給食室の中で鶏卵、牛乳、クリーム、砂糖に、かぼちゃのペーストを合わせて蒸し焼きにし、手づくりの「かぼちゃのプリン」にしています。

※大阪市の学校給食 食物アレルギー個別対応についての資料を配布文書欄(その他のお知らせ)に掲載しました。
こちらからどうぞ⇒大阪市学校給食 食物アレルギー個別対応について(2021年)
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本日の献立/2月19日(金)

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献立名 ・まぐろの甘辛焼き
    ・豚汁
    ・くきわかめのつくだ煮
    ・ソフト黒豆
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 776kcal、たんぱく質 35.5g、脂質 14.8g

☆茎わかめ☆
 ワカメは、日本近海で自生する海藻類の仲間で、その利用はかなり古く、1万年以上前の貝塚(古代人が食べ捨てた貝殻などが堆積してできた遺跡)からも発見されています。「大宝律令(たいほうりつりょう/701年)」では、「海藻(にぎめ)」の名で貢納品とされていました。
 全国各地の低潮線から5mくらいの深さに生え、春から初夏にかけて、1〜2mくらいの大きさになります。
 茎わかめというのは、わかめの中央を通る太くてかたい芯のような部分で、一般には茎と表現されていますが、植物のように水分や養分が通る管ではなく、中肋(ちゅうろく)または中芯などと呼ばれている部分です。コリコリとした歯触りが良いのが特徴で、あえものやつくだ煮、漬物などに利用されます。
 今日の給食では、手づくりのつくだ煮として給食室で調理しています。
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本日の献立/2月18日(木)

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献立名 ・中華おこわ
    ・キャベツとピーマンの炒めもの
    ・卵スープ
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 724kcal、たんぱく質 31.1g、脂質 19.1g

☆おこわ(御強)☆
 昔は、うるち米、もち米、どちらの米も蒸したものは堅いという意味から「強飯(こわいい)」、十分水を加えて柔らかく炊いた米は「姫飯(ひめいい)」と呼んでいたようですが、江戸時代のころになるとうるち米は水を加えて炊くのが一般的になり、これを「飯(めし、はん)」と呼び、もち米を蒸したものを強飯、またはこれに「お」をつけて短くし、「おこわ」というようになったようです。現在では、蒸しても炊いても、もち米のみ、またはうるち米にもち米を加えたものも「おこわ」というようになっています。もち米を使用することで、独特の食感と甘みが加わります。
 今日の給食では、もち米に、焼き豚、くり、しいたけ、水、調味料を加えてバットに入れ、スチームコンベクションオーブンを使って蒸し焼きにし、中華風のおこわにしています。

第72回卒業証書授与式のご案内

先週に配付させていただいておりましたが、問い合わせが数件ありましたので、掲載しておきます。よろしくお願い申しあげます。
第72回卒業証書授与式のご案内 ← こちらをご覧ください。
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