今年度が終わりました。しんたつは最後の最後まで大忙しで、朝から端末の返却作業、大掃除、学年集会、修了式と盛りだくさんの一日でした。 端末は1年間お借りさせていただき、子どもたちにとって社会で必要なスキルを身につけ、モラルを考えるきっかけとなりました。本当に感謝しています。 子どもたちも端末を返すと思うと少し寂し気な様子も。アンケートにはお礼の言葉を述べている子がほとんどでした。大清掃もしっかりと行い、後輩に明け渡す準備を。学年集会では学年のみんなと先生とで今年最後のひとときを。修了式では、今年度の労いの言葉がありました。 振り返れば1年生は入学式がない中でスタートとなりました。できることならという思いをずっと抱えながら今日を迎えることとなりました。その思いは心に残し、これからの飛躍につながるよう学校も取り組んでいきたいと思っています。「人間(ひと)として、他人(ひと)の心が、わかる人」へ。今年は特にSDGsを中心に学びを深めてきました。SDGsはまさにこの学年目標が基盤としてなければ実現できません。プレゼンの様子など見ても、さらなる飛躍が期待できる学年です。4月にまた元気な姿を見せてください。 2年生はいよいよ最高学年です。今年もたくさん考えましたが、来年はいよいよ「自ら考え、判断し、実行する」という自己選択の営みを全員が迎えることとなります。「気づき、向き合い、自己を磨ける人間に」が学年目標に掲げられて2年が経ちました。来年は自己を磨けるだけでなく、「他者と高めあえる集団に」を目指してほしいと思います。今年は「ゲームは悪か?」と「エンターテイメントの仕組み」について探究しましたが、確実に成長しています。だからこそ、来年はもっと混ざって多様な輝きを見せる学年へ進化してほしいと思っています。 年々素敵な姿を見せてくれるのがしんたつ生の素敵な一面です。少し休んだらまた全速前進の日々の始まりです。新年度には新しいメンバーも訪れます。その時を楽しみにしながら、今年度に幕を下ろしたいと思います。 2年生学年レクリエーション連日の準備の成果もあり、レクリエーションは大盛り上がりに終わりました。今回、学んだことを生かして次の修学旅行のレクリエーションを成功させてほしいです。 特別支援学習〜理解を深める体験〜第44回卒業証書授与式オンライン配信明日は卒業式です。怒涛のような一年でしたが、地に足をつけ、しっかりと成長してきた44期生がいよいよ明日、卒業を迎えます。学校としても変化の激しい日々でした。しかし、そんなことを微塵も感じさせないくらい、実にパワフルに、そしてOne Teamで学校全体を引き上げてくれたように思っています。そんな彼らの卒業を例年のように全員で送り出すことはかないませんでしたが、オンライン配信で、最後の時を共有したいと思います。参列できない親族の方々にも、少しでも彼らの成長した姿をご覧いただき、祝福いただけたら幸いです。 当日は会えませんが、在校生も思いをこめて、会場内外を整えました。思いは決して目に見えるものではありませんが、これを大切にするのがしんたつだと思っています。 最後に、44期の選んだ曲の歌詞を少しご紹介します。 まさに、今の時代を少しの不安を抱えながらもたくましくに生きた君たちにピッタリの曲だと感じました。最後にできる唯一の「表現」、44期の「カタチ」を楽しみにしています。 「ココロノナカ」 歌:RADWIMPS 作詞・作曲:野田洋次郎 ※一部抜粋 現実とは 時にどんな物語よりも残酷で冷たくて 容赦なく僕らを踏みつけるけどでも 現実とは 時にどんな物語よりも美しくあたたかい そのことを僕らは知っているから 僕ら今まさに 歴史の教科書の上 ならばいざ行こう どのページよりもさ 眩しいストーリーを 「春愁」 歌:Mrs.GREEN APPLE 作詞・作曲:大森元貴 明日が晴れるなら それでいいや 明日が来るのなら それでいいや あなたが笑うなら なんでもいいや 世界は変わりゆくけど それだけでいいや 大嫌いだ 人が大嫌いだ 友達も大嫌いだ 本当は大好きだ |