〇いじめの定義
「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。(いじめ防止対策推進法 第2条より)
〇本校の基本方針のポイント
上記の考えをもとに、本校では「いじめはどの学校、どの学級でも起こり得る。」という認識のもと、「人間性豊かな子どもを育てる」ために『大領小学校いじめ防止基本方針』を策定し取り組んでいます。
未然防止について最優先に取り組むとともに、いじめ事案に対して早期発見・早期解決を目指す本校の基本方針のポイントは、次の3点です。
1 相手の気持ちを考えたり、助け合ったりすることができる人間関係を構築し、いじめを絶対に許さない雰囲気づくりに取り組む。
2 いじめの未然防止・早期発見・早期対応のために教職員全体で連携を深め、いじめを見逃さない体制をとり、子どもの実態把握に常に気を配る。
3 学校協議会・PTA・家庭・地域との連携に努め、学校の状況や指導方針等を発信し、迅速に対応する。
〇いじめアンケート調査を実施
本日、「いじめについて考える日」の講話をTeamsによるオンラインで行いました。子どもたちには、「自分がされたらいやなことは人にしない、自分が言われたらいやなことは人に言わない」ということを中心に、してはいけないこと等を具体的に話しました。
新年度がスタートして約一か月が過ぎたので、特に4月からの学校生活等で、もしもいやな思いをさせられたり、つらい思いをしたこと等があれば、アンケートに書くなど勇気を出して先生に伝えてほしいと話しました。
低学年の子どもたちには少し難しいところがあったかもしれませんが、これから子どもたちの発達段階に応じた対応・取り組みを継続してすすめてまいります。
〇大領小学校では、2学期と3学期も「いじめについて考える日」を学校行事として位置付け、全校で取り組みます。