?令和3年5月29日(土)週末コラム3
突然ですが、登校時刻を過ぎて学校へやってきた子どもが目の前にいます。何度も繰り返す遅刻にあなたはやきもき。
こんなとき、あなたはどんな「しつもん」をしますか?
「なんで、遅刻したの?」
あなたの心の声、そのものです。気持ちはわかりますが、それでは子どもから言い訳が返ってくるばかり。もしくは、黙り込んで、ひたすらその場をしのごうとする姿勢も見えるかもしれません。
けれど、質問を変えるだけで、変化を起こすことができます。
「どうすれば、遅刻せずに登校できたかな?」
怒られると思っていた子どもの表情は驚きに満ち、戸惑っているかもしれません。けれど、次は遅刻せずに登校するためのアイデアを、子どもなりに考えはじめます。
まったくおなじシチュエーションでも、一方では言い訳が返ってくるのに対し、一方ではアイデアが返ってきます。
問いを変えるだけで、大きな変化が生まれるのです。
・・・「教えない指導」(東洋館出版社)より。
「もし、自分ならどう思うかな?どう感じるかな?」と、いつも自分事として考えることが大事です!
いじめをなくす黄金のルール!「自分がされていやなことは人にしない・言わない」も同じ事です!