?令和3年6月12日(土)週末コラム5
「運を引き寄せるリーダー 七つの心得」(光文社新書:田坂広志)より、
一般に、コミュニケーションとは、言葉を使って相手にメッセージを伝えるものだと思っているが、実は、こうした「言語的コミュニケーション」よりも、言葉以外によって相手にメッセージを伝えてしまう「非言語的コミュニケーション」の方が、我々が思っている以上に支配的なのである。
ここで、「非言語的コミュニケーション」とは、表情、面構え、眼差し、目の動き、仕草、身振り、態度、姿勢、行動などによって伝わるメッセージのことである。
そして、コミュニケーション学の世界では、「言語的コミュニケーション」で伝わるメッセージは、2割、「非言語的コミュニケーション」で伝わるメッセージは、8割、とも言われている。
そして、我々の無意識は、この「非言語的コミュニケーション」によって強く伝わってしまうため、リーダーの無意識は、恐ろしいほどに、メンバーの無意識に伝わってしまうのである。
何気ない、ふだんの自分の仕草や態度を見直さねばと思いました。
メンバーを「子ども」リーダーを「親」と置き換えても成り立つのかとも。子どもは親の背中を、子どもは先生の背中を、子どもは大人の背中を見てますからね!