『いじめについて考える日』は大阪市の小、中、高等学校でゴールデンウィーク明けの月曜日に設定され、いじめを許さない学校づくりに取り組んでいます。
住之江中学校でも、校長先生からの講話を聞いた後、各学級で『ちがいのちがい』についてワークシートをもとに考える機会を持ちました。
校長先生のお話
いじめをする、される理由のひとつに、自分と違う、ちょっと変わっている、ふつうと違う、などがあがることがありますが、違いは、あってはならないものでしょうか。私たちは、日常会話の中でフツーという言葉をよく使います。フツーっていったい何を基準にフツーなのでしょうか。このフツーという感覚は、みな同じとは限らないのです。フツーという感覚や考え方に違いがあるということについて、私たちは自覚しておくことが必要です。この感覚の違いを認めることができずに、相手にイライラしたり、相手をイライラさせたりしているかもしれず、いじめなどを引き起こすことにつながっているのではないでしょうか。あってよい違いとあってはいけない違いについて、話し合ってほしいと思います。