令和3年6月25日(金)大人の学び
本日の研究授業を受けて、教育センターから講師先生を招き、大人の学びを深めました。やはり、教師は子どもの考えをどう引き出し、子ども同士をどうつなげるのかが大事です!ティーチャーからファシリテーターです!
ファシリテーターとは、
「一人ひとりの『心の体力』を温め、引き出し、共有しながら共にゴールをめざす進行役。人は本来、力を持つ存在であり、ファシリテーターは、一人ひとりが、意見、疑問、個性、アイデアを出せる安心、安全な場づくりを行う。会議や研修などのバランスにおいて、みんなが貢献できるプロセスや結果をシンプルに描く促進役」(ちょんせいこ著『学校が元気になるファシリテーター入門講座』より)
また、
「クラスづくりの極意(岩瀬直樹 著「農文協」)より、先生がファシリテーターになるための、かかわりスキル10カ条というのがあります!
1.クラスはチーム!「一年後はこうなりたい」??ワクワクできるゴールを子どもたちと共有する
2.クラスや学びのオーナー(当事者)は子どもたち??先生もいっしょにゴールをめざすクラスの一員
3.主語はボクたち、わたしたち??「やらせる」「させる」ではなく、「いっしょにやろう」
4.「心の体力」を温める学びあうプロセスをはぐくむ??信頼ベースのクラスづくり
5.「温める言葉」:「冷やす言葉」=4:1??コミュニケーションのバランスを心がける
6.「好意的な関心の態度」が基本スタンス??それも「相手にとって」が肝心
7.体験的な学びを大切にする??まずはあせらず、小さな成功体験を積み重ねる
8.承認と共感に支えられた自己選択・自己決定??質問の技で子どもに寄りそう
9.失敗もする、感情にも流される??それを大切な糧にしていく
10.一人でがんばりすぎない 仕事を楽しむ!学び続ける!??学んで知恵を身につければ、仕事は楽しくラクになる
以上の10カ条を何度も読み返しながら、一番感じていることは、『大人が楽しむこと』です!子どもの前に立つ大人が『イキイキ仕事してますか?』『楽しく学んでいますか?』そのことを問い直す自分がいました!『学びは楽しい!』と思える教職員チームをこれからもつくっていきましょう!